【卒業生インタビュー】子育てをしながらたどり着いたセールスコピーライターという自由な働き方
一般社団法人セールスコピーライティング普及協会理事、
セールスコピーライター養成講座主宰の出羽桃子です。
これからライターを目指す方や
フリーランスで活動している方の中には
「在宅でもっと収入を増やしたい！」
「子育て中でも、周囲に気兼ねすることなく自分のペースで働きたい！」
このような想いをお持ちではないでしょうか？
今回は、現在セールスコピーライターとファイナンシャルプランナー（FP）でご活躍の鈴木恵理さんにお話を伺います。
鈴木さんは、2018年に前身のセールスコピーライター養成講座を受講後、当協会のセミナー講師や、コラムの監修なども担当していただいています。
「いいライターがいないなら、自分がなればいい！」
【出羽】さっそくですが、鈴木さんがセールスコピーライター養成講座を受講したきっかけを教えてください。
【鈴木】ライターという仕事に興味を持ったのは、結婚して専業主婦になり、こども２人を育てながらフリーランスとして社会復帰をしたときでした。
当時、夫は出張が多くて不在がちでしたので、私はフルタイムではなく、週２日は在宅でパソコンを使ったフリーの仕事、残り３日はパートという働き方を選んだのです。
パート先はITベンチャー企業で、Google検索で上位に表示される記事を作る仕事を担当していました。いわゆるSEO（検索エンジン最適化）です。企業から記事制作を受託して、相性のいい検索キーワードを選定して、記事の構成を作り、ライターに依頼する仕事をしていました。
【出羽】意外にも、ライターに発注する側だったのですね！？
【鈴木】はい。でも「いいライターがいない」というのが部署のメンバー共通の悩みで、クラウドサービスでライターを募集したり、ブログを読んでスカウトしたり、常にライターを探していました。
たまに「自分たちで書くほうが早いよね…」なんて話して書いているうちに、「いいライターがいないなら、自分がなればいい！」と考えはじめたのです。
セールスコピーライターという理想の働き方
【出羽】それからすぐに受講されたのですか？
【鈴木】いいえ（笑）。ライターになろうと考え始めたとき、学生のころにコピーライターになりたかったことを思い出したのです。それでまずは、宣伝会議の主催するコピーライター養成講座に通いました。でも、コピーライターは実績や経験がないと難しいこと、講師や同期受講の広告業界で働く人達の話を聴いて、新参者が子育てをしながら働くには、なかなか厳しいと感じて、断念しました。
そんなときに知ったのが、在宅で働けるセールスコピーライターでした。この働き方であれば、自分の裁量で働くことができて、仕事と家庭の両立がもっとうまくいくように感じたのです。それに、前職でのマーケティングの知識も活かせると考えました。
そして、新しいことに挑戦するなら、単価の安いWebライターではなく、LPやステップメールも書ける稼げるライターになりたいと、講座の受講を決めました。
私のように元会社員でライターを目指す方のほか、起業家としてセールスコピーを学びたい方、稼げる副業をしたい方など、多くの方と半年間一緒に学びました。今でも連絡を取り合い、仕事の話ができる仲間にも出会えて、いい刺激をもらっています。
（参考コラム）ライターとセールスコピーライターの違いとは？
受講から半年後にセールスコピーライターとしてデビュー
【出羽】鈴木さんの受講した当時は、半年間の講座でしたね。月に１回の本講座や外部講師を招いた特別セミナーをリアル会場で、補講や添削会をZoomで受講してもらいました。今は本講座もZoom開催になり、仲間と一緒に学びつつ、自分のペースで動画でもどんどん受講を進められる形式に進化しています。
鈴木さんは、受講後から本格的にライターのお仕事をスタートしたのですよね？
【鈴木】はい。受講していた当時はこどもが小さかったので、仕事と受講で手一杯でした。私のように仕事と子育てを両立しながらという人には、月1回の本講座がペースメーカーとして、ありがたかったです。
でも、その一方で、講座のカリキュラムを見ながら、「あー、これ早く知りたい！」って思うこともあったので、知りたいことをすぐに学べる今の講座はうらやましいですね。
同期や受講生を見ていると、セールスコピーライターのノウハウを学びながら、並行して案件をこなし、好奇心旺盛な方のほうが成長のスピードが早いですから。
【出羽】確かに！私も受講していたときは、仕事を獲得しながら、どんどん学びをアウトプットしていました。学びながら実践するという方法は、間違いないですね。
自分のペースで仕事ができる幸せ
（2023年こどもの夏休み中、ニセコでリモートワーク）
【出羽】最近はどんなお仕事をされていますか？
【鈴木】LPやステップメールなどのガッツリ書く仕事や、SEO記事を自分で書いたり、SEOで集客したいという事業者さんのブログの監修をしたりしています。ライターの仕事の入り口がSEOだったこともあって、自分の書いた記事や、関わった記事が検索結果の上位に表示されるのが単純に嬉しいです。
また、FPの資格を取ったので、ママ向けのメディアでお金のことをわかりやすく解説する記事や、私のように在宅で働きたい人向けの記事を書いています。
私達の世代は金融教育を受けていないので、知っている人と知らない人の差が激しい。知らなさすぎてどこから手をつけたらいいかわからない人も多いので、誰でも手軽に知ることができるよう、コツコツ発信を続けていきたいと考えています。
【出羽】子育てとの両立はいかがですか？
【鈴木】おかげさまで、うまくいっています。こども達は小学5年生と3年生で、学校から帰宅すると、ほぼ毎日「おかえり」と迎えられます。下の子は、帰ったら1人というのを嫌がるので「今日もいるよね？」と言って登校します。
セールスコピーライターは、時間の融通が効くので、PTA役員を引き受けたり、夏休みには仕事をペースダウンして長めの休みを取ったり、家族との時間もとりやすいです。一昨年は、沖縄県・石垣島に4週間だけ移住しました。
（竹富島でこども達とサイクリング）
【出羽】「石垣島に引っ越します」と聞いたときには、びっくりしましたが、毎日とっても楽しそうでしたよね。
【鈴木】はい。昼間は思いっきり遊んで、朝と夜、それと天気の悪い日に仕事をしていました。会社員のときも1週間の休暇はとりやすい会社でしたが、誰にも気兼ねせずに休みを調整できるのは、ありがたいですね。
セールスコピーライターは今までの経験を活かして働ける仕事です
【出羽】色んなお話、ありがとうございました。最後に、セールスコピーライター養成講座の受講を検討されている方に、メッセージをお願いします。
【鈴木】セールスコピーライターは、ノウハウを身につけて、自分の裁量で働くことができる仕事です。書くことだけじゃなく、マーケティングやリサーチ、コミュニケーションのスキルも得られます。
そして、これまでの経験が役に立つと実感できる仕事でもあります。例えば私は、新卒から13年間、電機メーカーでマーケティングや販売促進、カスタマーサポートとして働き、その後の約4年は専業主婦でした。
キャリアを活かせば、「〇〇の案件なら、鈴木」というように得意分野もできますよ。
だからもし、受講を迷っている人がいたら、まずはこちらからウェビナーに参加し、セールスコピーライティングがどんなものかを、ご自身で確かめてください。1人でも多くの方に、理想的な働き方を実現していただくため、講師としてサポートできることを楽しみにしています。
【出羽】鈴木さん、ありがとうございました。
※「セールスコピーライター養成講座」は2024年6月より「セールスコピーマスター講座」へ名称変更いたしました。
今回インタビューにご協力いただいた方
セールスコピーライター 鈴木 恵理 ▶Facebook
商品・サービスの魅力を発見し、集客に貢献するセールスコピーライター兼マーケティングプランナー。大手電機メーカーで、商品の販売促進、直販窓口の運営、コールセンターに寄せられるお客様の声の分析など、マーケティングに13年間携わる。 退職し、結婚。子育てをしていた時期に出会った中小企業の経営者に、集客の相談をされたことを機に、個人事業主として仕事を再開。 ベンチャー企業でSEOライティングのディレクションを経て、現在に至る。あなたの会社のマーケティング担当者”として、 中小企業や士業、個人事業主の方のプロモーションと、それに付随するLP制作、ステップメール、メルマガ、ブログなどを支援いたします。