ライターとセールスコピーライターの違いとは?

こんにちは!

セールスコピーライターの出羽です。

世の中には ライター と名のつく
職業がたくさんありますね。

今回の記事では、
ライターと
セールスコピーライターの違いとは?
ということについてご説明させていただきます。

「文章を書く」ということは共通していますが、

どんな文章をどんな目的で書くのか。
誰のどんな欲求を満たすことができるのか。

それぞれ、役割が全く違うのです。

ライターを志す人も、
ライターを雇いたいなと考えているオーナーの人も
まずは、それぞれの特徴を理解することから
始めてみましょう!

 

奥が深い!ライターのあれこれ。

あなたは初めて会った人に

「私はライターをしています。」

と自己紹介されたら、
どんな仕事をイメージしますか?

文章を書く仕事をしている人
というイメージはパッと思いつくけど

「何を書いているんだろう・・・」

という疑問が浮かぶかと思います。

私が思いつく限り、
セールスコピーライター以外の
『ライター』という肩書きのつく職業を
書き出してみると

 ・コピーライター
 ・webライター
 ・取材ライター
 ・ルポライター
 ・トラベルライター
 ・グルメライター
 ・ブックライター

・・・など

明確な定義がないので
専門性を突き詰めたら
新しい肩書きがどんどん生まれる
可能性がある職業、と言えますね。

どんな文章をどんな目的で書くのか。
どんなスキルが求められるのか。

を、簡単に解説してみると

 ・コピーライター
  →最終的には、
   商品・サービスを購入してもらうことを目的としていますが、
   文章の力で購買意欲を高めるというより
   商品・サービス自体や、企業の
   ブランディングやイメージアップを目的にライティングします。

   印象に残る言葉を選ぶセンスや、
   時代やターゲットの心に響く表現方法を
   敏感にキャッチする能力を求められます。

   
 ・webライター
  →アフェリエイトの記事や、
   webサイトのコンテンツ記事を書く仕事です。

   求められる技術としては、
   ネット検索をして希望の商品を探している
   お客様を商品ページに連れてくるために
   効果的な文章を書く力が必要となります。
   
   ※SEO対策(グーグルやヤフーなどの
   検索サイトで上位に表示されるように
   仕掛けをすること)のスキルは必須ですね。

 ・取材ライター
  →現地に出向いて、
   商品・サービスを体験したり

   インタビューをして、
   紹介記事や、レポートを書く仕事です。

   ブロガーさんで、
   「◯◯のレポをアップしました」
   という記事を書いている人も多いので
   ライターというと
   一番イメージしやすいかもしれませんね。

   読み手に取って有益な情報を
   取材でどれだけ引き出せるか
   がポイントになります。

   文章力もさることながら、
   コミュニケーションスキルも求められます。

 ・ルポライター
  →主に社会問題や事件などを取材し、
   まとめる
仕事です。
   ジャーナリストに近いイメージですね。

   自分が取材しまとめたものを、
   出版社に売り込むライターも多いようです。

 ・トラベルライター
  →自分が世界各地を旅した経験を元に、
   記事を書く
仕事です。
   フリーライターとして登録をして
   記事を書くなど
   副業で行なっている人も
   多いと聞きます。

 ・グルメライター
  →レストランやカフェなど飲食店に取材に行き、
   料理の味や見た目、店内の様子などを
   レポートにまとめる仕事です。

 ・ブックライター
  →著者に取材をし、本人に成り代わって
   本を原稿を執筆する仕事です。
   本人になりきった文体や、文脈など
   注意しなければならないことも多いので
   高いインタビューのスキル、
   編集力が求められます。

 

いかがでしょうか。

ライターと言っても
文章を書く目的も、
求められるスキルも違うのがわかりましたね。
   

セールスコピーライターとは?

私も名乗っている
セールスコピーライターとは
どんな目的で文章を書く仕事なのでしょう。

セールスコピーライター
  →ライティング(文章)を最大限活かし、
   商品・サービスを必要としてくださる見込み客へ
   響く文章が書ける人を指します。

   商品・サービスを販売することを目的に
   企業のホームページや、ランディングページ
   ダイレクトメールや、メールマガジンなどを
   書いています。

   文章を書く技術だけでなく、
   マーケティング戦略や、
   顧客心理を理解して見込み客
の行動を促す文章
   を書く能力が求められます。

見込み客を絞り込み、
こちらが伝えたいメッセージを的確に伝えるためには

競合との差別化や、
強み(魅力)を言語化する力も必要と言えますね。

 

買い物のほとんどは“衝動買い”!?

お店に行けば
笑顔の定員さんが
「いらっしゃいませ」と出迎えてくれて
オススメの商品を提案してくれますよね。

もともと買うつもりがなかったのに、
つい、定員さんと話をしていたら
その気になって買ってしまった。

という経験はありませんか?

物理的に、
「今この商品・サービスがないと困る!」
という緊急性の高い状況は意外と少なく

私たちが何かを購入する理由は

その商品・サービスがないより、
ある未来の方がいいな

と思って衝動的に買ってしまった
ということが多いのです。

そうすると、ほとんどの買い物は
“衝動買い”と言えるのかもしれませんね。

その衝動買いを促しているのが

トップセールマンであり、
web広告やチラシにおいては
セールスコピーが
重要な役割を果たしているのです。

トップセールスマン=セールスコピー

私たちセールスコピーライターが
綴る「セールスコピー」とは
トップセールスマンと同じ役割を担っています。

そのため、
文章力だけではなく
マーケティング戦略や顧客心理を学んでいます。

文章には、表情や抑揚はありません。

でも、web広告で物を買ったり
チラシを見てお店に出向いたりするのは
そこに書かれているセールスコピーを読んだことで

潜在的にあった、悩みや問題に気づかされたり
その商品・サービスを手に入れた先の未来に
ワクワクしたりするから。

私たちセールスコピーに
しっかり背中を押されているから
「行動してしまう」のです。

これが、ただ読みやすさや
表現の美しさだけを意識した文章だったら
そうはいきません。

どうですか?

そんなセールスコピーが書けるようになったら
楽しそうだなと思いませんか?

私たちセールスコピーライタはー、

経営者さんたちが頭を悩ませている
「集客」「売り上げ」
ライティングのスキルでお役に立つことができます。

経営者さんによっては、
素晴らしい商品・サービスを持っているのに
その魅力を文章で表現しきれていない方が
多くいらっしゃるのです。

ライターは、
100100でしか伝えることができません”

でも、
現状の広告で表現しきれていない魅力があるなら
きっと私たちはお役に立てるはずです。

リサーチやヒアリングを通して
ターゲットに合わせた見せ方を工夫することで
新しい価値を見い出すことができるかもしれません。

セールスコピーライターという仕事は
まだまだこれから活躍の場が広がっていく仕事
だと感じています。

この記事をきっかけに、
より興味を持っていただけたなら幸いです♪

最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。

※一般社団法人セールスコピーライティング普及協会のホームページより移行した記事です。

この記事を書いた人

セールスコピーライター/マーケティングコンサルタント                                                                           出羽 桃子 セールスコピーライター養成講座

営業、戦略を15年経験。「知識を活かして自立したい」と、29歳で起業を決意。働き方に不安のある女性に商品作りや発信の指導を始めると、専業主婦を人気講師へと導くなど指導力を発揮。指導過程で集客/売上には人を動かす文章力が不可欠だと痛感し、セールスコピーライティングを習得する。
2019年、M’s Constellation合同会社を設立。集客コンサルタント兼セールスコピーライターとして100業種以上の中小企業、起業家の業績アップに貢献。地方自治体や大学教授の支援、講演などの依頼も絶えない。2020年、自身が学んだライティング講座の運営を引継ぐと、環境に左右されない市場価値を高めたい人々へのスキル提供を本格的に開始。プロのライターも多く輩出している。