リサーチ命!自社の立ち位置を把握して、ビジネスを伸ばす3C分析とは?

こんにちは。
セールスコピーライターのかみばやしです。

コロナをきっかけに世の中が様変わりした今、ビジネスをお持ちのオーナーさんは売上や集客を伸ばすために様々なことをお考えではないでしょうか?

コロナに関係なく、売上や集客はなにもしないで「気が付いたら伸びていた!ラッキー!」 ということはほとんどなくて(絶対ないとは言いませんが…)、ビジネスを成長させるためには戦略と戦術が必要になってきます。

ただなんとなく根拠もない状態で「こんなふうにしたら良いかも!」と適当に進むより、きちんと分析と思考をしたうえで事に当たった方が、早く結果を得られるのは言わずもがな。

ということで、この記事では、「分析とは具体的にどんなところを見れば良いのか?」といったことをお伝えいたします。

どうぞ最後まで読んでくださいね!

 

とにかくリサーチが大切

世の中は、実に多くの商品・サービスで溢れています。

その中から自社の商品・サービスをお客様に選び取ってもらうためには、何よりも自社の商品・サービスの「立ち位置」を知ることが重要です。

「自分が提供している商品・サービスのことなら十分知ってるよ!」と思われるかもしれませんが、本当にそうでしょうか?

私が知る限りの話ではありますが、中小企業の経営者さんや個人事業主さんは、意外と自社や自身のことをご存知なかったり、お客様のことを深く知らなかったりすることが多いです。

では、どうしたら良いのかというと、自社と取り扱う商品・サービスを取り巻く外部環境を知ることからスタートして、そのうえで商品・サービスのなにが良くて、なにが足りないのかをきちんと把握する必要があります。

なにごともまずは知ることから!

つまり、リサーチをすることが重要なのです。

とはいえ、リサーチをしたことがない方にとっては、何から始めたらいいかわからないでしょうし、闇雲に進めても効率が悪いだけ。

そこで、これだけは押さえていただきたい、優先度の高い3つのリサーチポイントをご紹介します。

 

リサーチその1:市場・お客様(customer)を知る

まずは自社の商品・サービスを取り巻く市場とお客様を知ることから始めてみましょう。 具体的には以下の内容です。

・業界の市場規模
・市場の成長性
・お客様のニーズ
・お客様の消費行動・購買行動の状況

お客様のニーズを知る方法は、アンケートを実施するのが最も確実で早いです。

【転載】アンケートの作り方のコツは「利用目的」と「得たいデータ」からの逆算

【転載】お客様の本音が知りたい!売上アップにつながるアンケートの取り方と活用方法

どんなお客様が来てくださっているのか、サービス提供後にどのようなことに喜んでくださっていて、現在の商品・サービスから何を差し引きしたら「より良い」と感じてもらえるのかなどを知れます。

さらに、お客様の傾向を分析し、行動や思考の傾向を知って施策や広告の精度を上げていきましょう。

 

リサーチその2:競合(competitor)を知る

同一または類似する商品・サービスを提供している競合を知ることは非常に重要です。

競合を見ていると、「自分ではダメなのではないか」と感じてションボリしてしまう方がたまにいらっしゃいますが、その必要はありません。

競合の良いところ、なぜ支持されているのか、どんな人をターゲットにしていて、不足しているところはどこか?など、自社と競合の違いを知ることで自社の特徴を焙り出せることが多々あります。

自身でも把握していない部分がお客様にとって価値として感じてもらえるポイントだったり、逆に強みだと思っていたところはお客様が欲していないものだったり、独りよがりに気付けることもあります。

 

リサーチその3:自社・自身(company)を知る

先に外部環境である市場・お客様と競合のことを知ったうえで、その結果を見ながら自社・自身の強みをどう活かし、弱みをどうカバーするのかを検討します。

また、この時点で、だいぶ自身と競合の違いがわかっているはずです。自身がなにを持っていて、なにを持っていないのか、内部環境を考え併せて戦略を立てます。

 

「3C分析」はマーケティングの基本的な分析手法

ものすごく簡単でしたが、3つのステップで分析するべき内容についてお伝えしてきました。実はこれらのステップは「3C分析」と呼ばれるマーケティングの分析手法です。

市場・お客様(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)を分析することで成功要因を見つけて、最適な打ち手が使えるようになります。

3C分析は「一度行えばおしまい」ではなく、常にブラッシュアップすることが前提です。定期的に見直すようにすると良いでしょう。

 

3C分析した結果をセールスコピーライティングに活かす!

3C分析の理論を簡単にお伝えいたしましたが、いかがだったでしょうか?

漠然と「こんな感じかな?」とサービス提供しているのと、3C分析をしたうえで根拠がある仮説検証をしながらブラッシュアップして精度を高めていくのとでは、その後に得られる結果に大きな差が出ます。

また、商品・サービスをセールスコピーで広く伝える際は、当然ながら3C分析の情報収集・リサーチが大変重要です。

実際、我々セールスコピーライターが制作物に取り組む際は「リサーチが8割」と言われるほどで、適切な相手に適切なメッセージを届けるために、3C分析を含めたリサーチに相当な時間を割いています。

3C分析はとても奥が深く、実践する際は一人でやるよりもマーケティングを理解しているパートナーと掘り下げるほうが無駄がありません。

より広くマーケティングの基本を知りたい方はこちらをご覧ください。

広くて深~いマーケティングの基本の話

セールスコピーライターはマーケティングコンサルタントの役割も担っていますので、ご自身のマーケティング知識に不安がある、社内に適切な担当者がいないなどの理由で、パートナーが必要な経営者さんはぜひ私どもにお問い合わせください。

ご自身の商品・サービスを広く伝えるために、まずはご自身が「マーケティングとセールスコピーライティングを学びたい!」、「従業員に勉強させたい」という方は、ぜひ一度こちらからセールスコピーライター養成講座の体験会がおすすめです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

この記事を書いた人

セールスコピーライター
かみばやし りつこ▶Facebook

15年以上に亘り事業会社の企業法務、内部統制の担当者として数社を渡り歩く。契約書の作成・チェックを始め、社内業務の文書化を手がけた件数は1000件超え。 働き方に悩む中、相手の真意や懸念点を正確に読み取り言語化してきた経験が活きると感じ、セールスコピーライティングを学ぶ。事実を正確に伝えることに加え、人の心を動かすライティングの手法を習得し、2019年3月に独立。 不動産・投資・美容・教育関連などのライティング、セミナー講師など幅広く活動中。