ペルソナとは?簡単にわかる意味・ターゲットとの違いと文章への活用方法

こんにちは。セールスコピーライターの上田です。
お客さま向けの文章を書こうとして「何を書けばいいんだろう…」と真っ白な画面の前でフリーズしてしまう。 そんな時に使えるのが「ペルソナの設定」です。
ペルソナとは、商品・サービスを利用する典型的な顧客像を、具体的な一人の人物としてイメージしたもの。
でも、「ターゲットと何が違うの?」「そもそもペルソナって何?」とモヤモヤしている方も多いはず。
本記事では、ペルソナとターゲットの違いや、文章への活かし方を初心者にもわかりやすく解説します。「誰に伝えるか」を考えるだけで、文章づくりがグッとラクになる理由を一緒に見ていきましょう!
ペルソナとは?簡単にいうと「具体的な一人の顧客像」

まずは基本のキ、「ペルソナって結局なに?」というところから例を出してわかりやすくお話ししますね。
ペルソナとは、商品・サービスを利用する典型的な顧客像
ペルソナとはズバリ、あなたの商品や記事を一番必要としている「超・代表的なお客さま」のことです。「理想のお客さま」といってもいいでしょう
単に「30代女性」とするのではなく、「家事と育児の合間にライターの勉強を頑張って、社会復帰したい34歳のママ。千葉県に住み、夫は会社員で、こどもの年齢は5才と3才」というレベルまで、たった一人の人間として思い描きます。どんなことに悩み、どんな価値観を持っているのか。息遣いまで聞こえてきそうなくらい、解像度を上げるのがポイントです。
ペルソナは「架空の人物を適当に作る」ことではない
ここで「じゃあ、自分の都合のいいキャラを妄想しよう!」と思った方、ちょっとストップ!
ペルソナは適当な作り話ではありません。実際の「お客さまの声」や日々の問い合わせ、アンケート、あるいは営業担当が肌で感じたリアルな情報などを集めて、「本当にこの商品を必要としているのは誰?」とあぶり出していく作業です。
名前や年齢、家族構成から趣味まで細かく設定はしますが、細かいプロフィールを作ることがゴールではありません。あくまで、相手に刺さる文章を書くための「大事な土台」だということを忘れないでくださいね。
ペルソナとターゲットの違いとは?

ターゲットとペルソナ。「言葉は似ているけど、結局どう違うの?」とモヤモヤしますよね。私も最初のころは、困惑していました。
でも実はこれ、「まったく別のもの」ではありません。ターゲットという広い枠を、虫眼鏡でグッと拡大して「具体的な一人」にしたものがペルソナなんです。
ターゲットは「集団」、ペルソナは「具体的な一人」
ターゲットは、「30代の主婦」といった顔が見えない「集団」です。これだと何を伝えるべきか迷いますよね。
では、ペルソナならどうでしょう?
- 年齢・状況: 32歳。出産前はWebデザイン会社に勤務。現在2歳になる子供を育てながら在宅で働きたいと思っている。
- 悩み・願望: Webデザインに加え、ライターのスキルも身につけて単価を上げたい。
ここまで一人の顔がくっきり浮かぶようにすると、「こんな悩みに寄り添えるかも!」と自然にアイデアが湧いてきませんか?ターゲットを「本当にいそうなリアルな一人」にまでギュッと絞り込んだものこそが、ペルソナなのです。
ペルソナを設定する理由

たった一人に売るわけでもないのに、「なんでわざわざ面倒な設定をするの?」と思いますよね。理由は大きく2つあります。
「誰に」が決まり、「何を伝えるか」が明確になる
まず1つ目の理由は、「誰に」届けるかが決まると、自然と「何を伝えるべきか」が見えてくるからです。
「できるだけ多くの人に届けたい!」と欲張ると、結局誰にも刺さらない“ぼやけたメッセージ”になってしまいます。でも、ペルソナを一人に絞り込むことで、「この人は今、何に悩んでいるだろう?」と、伝えるべき言葉が驚くほどクリアになるんです。宛名のないラブレターって、なかなか書けないのと同じですよね。
関係者の間で顧客像を共有できる
そして2つ目は、チームで動くとき、全員で「同じお客さま像」をブレずに共有できるからです。
経営者やマーケティング担当者、ライター、デザイナーなど、チームで動くときにもペルソナは必須です。関係者の中で「お客さま像」がズレていると、発信するメッセージやデザインにブレが生じてしまいます。ペルソナという共通の軸があれば、全員が迷わず同じ方向を向いて走れるようになりますよ。
ライターがペルソナを設定すると、文章はどう変わる?

セールスコピーライターの私が、実は「文章を書くこと」以上に時間をかけるのが、この「たった一人のペルソナを設定し、その悩みや願望を想像すること」なんです。
「誰にでもわかる文章」ではなく「この人に届く文章」を考えられる
たとえば「在宅ワークをしたい主婦向け」というフワッとした設定で書くと、どうしても無難なカタログのような文章になってしまいます。
でも先ほどの「2歳の子供を育てながら、スキルアップに燃える32歳のママ」とペルソナの顔が浮かんだらどうでしょう?「夜泣き対応のあとのスキマ時間で…」など、その人の心にグサッと刺さる言葉が自然と選べるようになりますよね。
読者の悩みや欲求を具体的に考えられる
ペルソナがいれば「どんな言葉ならホッとする?」「何を伝えたら『私のことだ!』と前のめりになる?」と、読者の感情の奥まで入り込めます。いきなりパソコンを開いて書き始める前に、まずは「誰に書くのか」をとことん考え抜くことが大切なんですよ。
ペルソナを設定して「誰に」「何を伝えるか」を明確にしよう

ターゲットを「具体的な一人」にしたのがペルソナです。
誰に届けるかが明確になれば、選ぶ言葉や伝える内容が自然と変わり、ライターの文章づくりはグッとラクになりますよ。真っ白な画面で悩んだら、まずは「たった一人」を想像してみてくださいね。
さらに心を動かす言葉の作り方を知りたい方は、ぜひ無料ウェビナーを覗きに来てください!
この記事を書いた人
セールスコピーライター
上田 祐里江
経理や医療事務、ITインストラクターなどを経験後、心関連の学びを行う中で「想いを言葉にできない」という壁にぶつかる。そんな時、マーケティングや人間心理に基づくセールスコピーライティングと出会い、言語化するスキルを学ぶと同時にライターへと転身。
現在は、セールスコピーライターとしてLP制作やKindle書籍の出版・プロデュース、Web運用代行を行う傍ら、ライフコーチとしても活動。対話を通してクライアントの本音を引き出し、みえない価値をみえる化することで、起業家の売上アップに貢献している。

