デメリットをメリットに変える方法とは?商品の価値を伝える5つの考え方

こんにちは。セールスコピーライターの上田です。

デメリットをメリットに変える――そう聞くと、「そんな都合のいいことができるの?」と思うかもしれません。でも実は、見方や伝え方をほんの少し変えるだけで、デメリットは商品の価値や強みとして伝えられるようになります。

「うちの商品、他社に負けてるなぁ…」
「強みがなくてアピールできない」
「この弱点、どう説明しよう」

なんて頭を抱えていませんか?

そうやって悩んでしまうお気持ち、すごくよく分かります。でも、安心してください。
無理に隠す必要も、嘘をつく必要もありません。大切なのは、価値の捉え方と伝え方を変えることです。

今回は、デメリットを価値に変えるための「5つの考え方」をわかりやすくお伝えします。

この記事を読めば、悩みの種だった弱点がお客様に選ばれる最強の武器に見えてきますよ!

デメリットをメリットに変えるとは?

まずは、「デメリット=絶対的なマイナス」という固定観念を、優しく解きほぐすところから始めていきましょう。

デメリットは、相手によってメリットにもなる

実は、この世に「絶対的なデメリット」なんて存在しません。短所と長所は、一枚のコインの表と裏のような関係だからです。

例えば、一見マイナスに思える特徴も、視点を変えるとこんな風に変わります。

ここで気をつけたいのが、単なる「言葉の言い換え」で終わらせないこと。

事実を無理やりポジティブな言葉に置き換える必要はありません。

「その特徴が、誰にとってどんな価値になるのか」を深く掘り下げて考えることこそが、本当の意味で「デメリットをメリットに変える(価値の転換)」ということなんです。

デメリットをメリットに変える5つの考え方

では、具体的にどうやって弱点(デメリット)を価値(メリット)に変えていけばいいのでしょうか?今日からすぐに実践できる5つの考え方を、例と一緒に紹介しますね。

1. 視点を変える

物事を眺める角度を少しズラしてみましょう。短所と長所は表裏一体。別の角度から見るだけで、マイナスがプラスに、つまり魅力に変わります。

(例)住宅の場合

デメリット: 駅から徒歩20分で通勤に不便
価値の転換: 駅前の喧騒から離れた、夜も静かに過ごせる閑静な環境

 

2. ターゲットを変える

すべての人にとってのメリットを考える必要はありません。ある人にとってのデメリットは、別の人にとっての喉から手が出るほどのメリットになり得ます。「誰にとってのメリットなのか」を絞り込みましょう。

(例)らくらくスマホの場合

デメリット: 機能がシンプルすぎて、色々なアプリが入っていない
価値の転換: 余計な機能がなく画面も見やすいので、迷わず安心して使える(機械が苦手なシニア向け)

 

3. デメリットが生まれる理由を考える

なぜそのデメリットが発生しているのか、背景にある理由やストーリーを探ってみましょう。理由がわかると、デメリットでさえ「納得感」に変わります。

(例)ランドセルリメイクの場合

デメリット: ランドセルリメイクの納期が10ヶ月もかかる
価値の転換: 革職人が思い出の詰まったランドセルを傷つけないよう、手作業で1つずつ丁寧に仕立て直しているから

 

4. メリットの先にある「ベネフィット」を考える

特徴やメリットだけで満足せず、「それによってお客様の感情や生活がどう良くなるか(ベネフィット)」まで想像を膨らませてみてください。

(例)小学生向けの頑丈な革の筆箱の場合

デメリット: しっかりした本革製で少し重い
価値の転換: 子供が乱暴に扱っても壊れないから、買い替えのストレスや無駄な出費がなくなる

 

※「ベネフィットの探し方をマスターしたい!」という方は、ぜひこちらの記事も覗いてみてくださいね。

ベネフィットとは?特徴・メリットとの違いと言語化する方法

5. 伝える順番や表現を変える

同じ事実でも、伝える順番を変えるだけで印象は劇的に変わります。最後に残る印象を意識して、ポジティブな価値を後半に伝えましょう。

(例)一生モノの家具の場合

NGな伝え方:一生モノの耐久性がありますが、価格が高いです
買いたくなる伝え方: 価格は高いですが、一生モノの耐久性があります

 

※ただし、嘘をついたり相手を誤解させたりする表現は信頼を失うので絶対に避けてください。

デメリットをメリットとして伝えるときの注意点

デメリットを活用する上で、知っておくべきポイントがあります。ここを間違えると逆効果になってしまうので注意してくださいね。

デメリットを無理にポジティブに言い換えない

なんでもかんでもポジティブに言えばいいわけではありません。

例えば、ただ価格が高いだけのサービスを「プレミアム価格です!」と胸を張っても、相手は「で、なんで高いの?」と冷めてしまいます。

なぜ高いのか、その価格の中にどんな価値が詰まっているのかという理由をしっかり説明して初めて、相手の納得感に変わるのです。丁寧に言葉を選んで、言い換えましょう。

デメリットを隠すより、信頼につなげる方法もある

実は、すべてのデメリットを無理にメリットへ変換する必要はありません。

「ここだけはごめんなさい!」とあえて正直に伝えることで、「この人は信頼できる」と感じてもらえるケースもたくさんあります。

あえて弱みをオープンにしてお客様の信頼を獲得する具体的な方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

マイナスをプラスに!デメリットを信頼に変える文章術

 

セールスコピーでは「デメリット」も価値を伝える材料になる

ここからは、セールスコピーライターとして一番熱くお伝えしたい本質のお話です!

大切なのは「特徴」ではなく「お客様にとっての価値」

セールスコピーの役割は、商品のスペックや特徴をただ並べることではありません。「その特徴が、目の前のあなたにとってどんな良い価値になるのか」を伝えることです。

例えば、「重量が3kgもあって持ち運びが重い」というアウトドア用テーブルがあるとします。そのまま伝えればただの欠点ですが、お客様の心に届く「価値の言葉」に変換すると、こう変わります。

「風が吹いてもビクともしない!元気いっぱいなお子様が寄りかかっても倒れない、圧倒的な安定感のキャンプテーブル」

重さというデメリットが、家族の安全を守る「最高の価値」に変わりましたよね。短所だと思っていた特徴こそ、誰かの心を動かす最高のアピール材料になるんです。

まとめ

最後に、今回のポイントを振り返ってみましょう。

「自社の商品には強みがない……」と思っているなら、まずはデメリットだと思っている特徴をノートに書き出し、別の角度から見直してみましょう。そこにはきっと、まだ誰も気づいていない素晴らしい価値が眠っていますよ!

商品の強みを引き出して売れる言葉に落とし込みたい方は、無料のセールスコピーウェビナーを覗いてみてくださいね。

この記事を書いた人

セールスコピーライター
上田 祐里江

経理や医療事務、ITインストラクターなどを経験後、心関連の学びを行う中で「想いを言葉にできない」という壁にぶつかる。そんな時、マーケティングや人間心理に基づくセールスコピーライティングと出会い、言語化するスキルを学ぶと同時にライターへと転身。
現在は、セールスコピーライターとしてLP制作やKindle書籍の出版・プロデュース、Web運用代行を行う傍ら、ライフコーチとしても活動。対話を通してクライアントの本音を引き出し、みえない価値をみえる化することで、起業家の売上アップに貢献している。