副業で人気の「ライター」のメリットとデメリットを現役ライターが解説!

こんにちは!
コピーライターの吉澤香子です。

近年は働き方が多様化しており、副業をする人が増え続けています。ライターは未経験からでもはじめられることから、人気を集める副業のひとつです。

SNS上で多くのライターが活躍している姿を見て「自分もやってみたい!」と興味を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回のコラムでは、ライターが副業で人気の理由や、ライターのメリット・デメリットを解説します

副業でライターをはじめたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

ライターが副業で人気の理由

昔のライターの仕事はリサーチや取材等に基づいて、依頼された文章を書くことが仕事でした。また、掲載する媒体も書籍や雑誌、フリーペーパーに限定されていたため、ライターになれる人は限られていました。

しかし、スマホとSNSの普及で「一億総メディア時代」といわれる現在、Web媒体に掲載される文章の需要が急速に増加しています。

たとえば、企業のオウンドメディアやHP、ニュースサイト、インターネット広告、メルマガやSNSなど、数え上げればきりがありません。

こういった背景により、ライターの活躍の場が広がったため、副業としてライターの人気が高まりました。また、PC1台ではじめられるハードルの低さも人気の理由のひとつです。

ライターの3つのメリット

では、オススメの副業としてもよく取り上げられているライターには、どのようなメリットがあるのでしょうか。現役コピーライターとして、私も実感しているメリットは、次の3つです。

・単価の高い案件で稼げる
・自由な働き方ができる
・知識やスキルが身につく

それぞれ紹介していきます。

単価の高い案件で稼げる

ライターの仕事の中でも、専門分野やセールス・集客に特化した文章は単価が高く、大きな収入を得られることがメリットです。相応の知識やスキルが必要になりますが、対応できるライターが少ない分、高い報酬を得やすい分野です。

特に、集客や売上に直結するLPやHP、メルマガ、チラシ等を執筆するセールスコピーライターはまだまだ不足しています。

売上アップに貢献できれば、クライアントに感謝されるため、やりがいの大きい仕事です。

自由な働き方ができる

ライターは好きな時間・好きな場所を選んで自由に働けることがメリットです。

納期さえ守れば自分のペースで仕事を進められるので、本業の合間のスキマ時間を有効活用できます。

クライアントとのコミュニケーションはメールやチャット、オンライン会議ツール等を活用するため、お気に入りのカフェや旅行先で仕事をすることも可能です。

時間や場所に縛られないため、地方や海外に住みながらライターとして活動している方もたくさんいます。

知識やスキルが身につく

知識やスキルが身につくことも、ライターの大きなメリットです。

文章を書くためにはその分野に対するリサーチは欠かせません。ライターとしてさまざまな案件を執筆するうちに、自然と幅広い分野の知識が身につきます。

また、ライティングスキルはもちろん、SEOスキルやマーケティングスキル、論理的な思考力も磨くことができます。いずれもビジネスに役立つスキルなので、本業にとってもプラスに働くでしょう。

ライターの3つのデメリット

ライターには魅力的なメリットがある一方で、デメリットも存在します。副業からライターをはじめた私自身が感じたデメリットは次の3つです。

・単価の安い案件もある
・スケジュール管理が難しい
・ライバルが多い

それぞれ紹介していきます。

単価の安い案件もある

ライターの案件には、1文字1円以下の単価が安いものもあります。1記事書いて数百円レベルの案件ではいくら書いても稼げず、モチベーションが続かないでしょう。

初心者のうちは極端に安い単価の案件を避けつつ、実績を増やしていくことが大切です。

誠実に仕事を続けることで、クライアントから信用を得て単価アップの交渉をしやすくなります。

また、スキルアップすることで、高単価の案件を受注できる可能性も高まります。

興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。

「副業ライターで稼ぐにはどうしたらいいの?」

スケジュール管理が難しい

納期を守るためのスケジュール管理の難しさは、副業としてライターをする際のデメリットのひとつです。

ライターとして絶対に守らなければならないのが納期です。納期に1回でも遅れれば、クライアントに信用されず、仕事を得ることが難しくなります。

特に、副業でライターをする場合、本業の合間を塗って執筆することになるので、適切なスケジュール管理が求められます。

自分が1つの記事の執筆にかかる時間を把握しておき、納期が守れるように案件を受けるようにしましょう。会社とは違って上司や同僚の目がない分、厳しい自己管理が求められます。

ライバルが多い

資格が不要で未経験からでもはじめられるライターは、ライバルが多い職業です。ライバルが多ければ、なかなか案件が受注できないかもしれません。

しかし、特定の分野に強いライターの数は限られるため、案件を獲得できる可能性が高まります。専門分野を磨いたり、マーケティングスキルを身につけたりといった差別化が重要です。

まとめ

今回は、副業として人気のライターの仕事内容やメリット・デメリットをお伝えしました。

スケジュール管理の難しさはあるものの、時間・場所に縛られることなく収入アップが目指せることは、ライターの大きなメリットです。

ただし、ライターと一口にいっても、仕事内容や単価は非常に幅広いもの。

もし、「せっかくライターをはじめるなら、単価の高い仕事をやりたい!」と思われたなら、セールスコピーライティングを学んでみてはいかがでしょうか?

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講座の卒業生には副業からライターをはじめた後、独立して高い収入を得ている方も多数いらっしゃいます。

ご興味のある方はこちらからご覧ください。

最後までご覧いただいてありがとうございました!

※「セールスコピーライター養成講座」は2024年6月より「セールスコピーマスター講座」へ名称変更いたしました。

この記事を書いた人

コピーライター/ 吉澤 香子 ▶Facebook 名古屋大学文学部を卒業後、上場企業にて10年貿易事務に従事。適応障害による休職を機に、幼少より好きだった文章を書く仕事と自由な働き方をすることを決意し、ライターとして起業。心理学やコピーライティングに精通しており、個人のコアな部分を引き出すヒアリング力には定評がある。現在は自身の強みや魅力に悩む個人起業家や中小企業の集客支援を行っている。