一流ライターがもつスワイプファイルでレベルアップ!集め方から活用法まで

こんにちは。
セールスコピーライターの湊です。

本日は、
『一流ライターがもつスワイプファイルでレベルアップ!集め方から活用法まで』
というテーマでお伝えします。

読み終わる頃には良い広告の見分けがつくようになり
あなたのライターとしてのレベルがググッとあがりますよ・・・

スワイプファイルとは?

さて、
「良いコピーを書きたい。 でも、思うように書けない!」
というそんなあなた!

売れっ子セールスコピーライターは
良いコピーの見本を集めているのをご存じですか?

それをスワイプファイルと言います。

スワイプとは「盗む」「借用する」という意味ですが、

先人が遺したセールスコピーの原理原則を応用した
売れているセールスレターを集めたもの
と思ってください。

業界で有名なあるセールスコピーライターの先生は、

「最初の頃は時間ばかりかかって なかなか書き上げられなかった」
「短時間で売れるコピーが書けるようになったのは、
 これは!と思ったコピーを集め 分類してストックしておくようになったからだ」

と言っています。

その数なんと1500以上・・・

セールスコピーライターは 文章、
つまりコピーを使って売れる仕組みを作っていくので、
見込み客へ響く言葉のストックや伝え方の法則は 大きな助けとなるのです。

では、どうやって千単位もの良い見本を集めればよいのでしょうか?
次の章で詳しくご紹介します。

スワイプファイルにしたい良い広告の見分け方

良いコピーが書けるようになるには
良い広告をお手本として真似ることから始めるのがよい
と言われています。

「最近、よく売れてるな」
「若い子の間で話題になってるみたい」

そんな気になる商品の広告をクリックしていきます。

できれば、広告をクリックした後のセールスレターが
変わらず同じものが使われているのがいいです。

というのも、
広告を出すにはお金がかかりますので、
反応のない広告は消えていきます。

売れ続けているものが生き残るので、
当然、見本として残すべきは結果が出ている広告ということになります。

ということは、定期的に確認しにいく必要がありますね。

コピーのスゴ技を盗む○○チェック

こうして良い広告を見つけたら、
そのヒミツに迫るため添削チェックをしてみてください。

添削する際の注意事項は以下の2点です。

商品に対して持っている前提知識や思い込みをいったんゼロにして、ベースがない状態で広告を見ます。
察することもしません。

今すぐ行動(申込、購入)したいと思える魅力的なものかを判断します。

そのうえで、私の場合はいくつかチェック項目を設け
それに沿って見ていきます。

LP全体についてみる時は・・・

 ⇒3タイプについてはこちら

こんなところを見ていきます。

時には広告をパーツごとに細かく見ていきます。
キャッチコピーだけに注目して見るなら、以下の部分に注意します。

 

どうですか!?
広告を見ていくポイントが分かりましたか?

最初は一度に多くの項目をチェックできないと思います。
何か一つに絞ってじっくり見ていくだけでも発見があると思います。

ターゲットになりきると、良い広告は良くできているなと気づきます。

「読んでいてワクワクする♪本当に欲しいと思えるな」
「こんな短い言葉でベネフィットがスッと頭に入ってくる!」
「読み飽きないで最後まで読めた」

こういったものを見本としてストックしておきます。

スワイプファイルを宝にするための一工夫

ただここで注意したいのは、
スワイプファイルを単なるコレクションにしてはいけないということです。

良い広告が見分けられたところで、それらを完全コピーしたのでは、
スキルを身につけたことになりません。
使いこなせなければ宝の持ち腐れです。

活用するために分析して、改善・工夫できるように準備しておくことが重要です。

読んでいてワクワクしたのはなぜか?
⇒分かりやすい共感ポイントと写真のイメージがより欲しい気持ちを掻き立てたから
⇒読み手に合わせた言葉の選び方、写真とキャプションのつけ方を参考に集めてみよう

スッと頭に入ってくるのはなぜか?
⇒最初のつかみと流れがしっかりしていて、サブキャッチで誘導されているから
⇒全体の構成と期待感をもたせるサブキャッチのつけかたを真似してみよう

読み飽きなかったのはなぜか?
⇒一文あたりの文字数が抑えられていて、客声の入れ方など読みやすい工夫があるから
⇒多すぎて読み疲れたり、少なすぎて説明不足にならないよう適切な文章量を意識しよう

といったように、自分なりの分析と活用できるポイントを押さえていきます。

こういった良い広告の要素を言葉にできると、
成果が思わしくない広告を分析して良いものに修正していく力にもなります。

例えば、
・女性向けのサービスかと思って読み進めると客声に男性が使われていて
 「あれ?女性向けじゃないの?」と戸惑わせている。
 つまり一貫性がとれていない。

・話しの展開があちこち飛んでいて、長い。
 読むのが面倒くさくなって離脱されそう。

・特長の羅列でベネフィットを感じない。消費者目線で書いてない。

などです。

もし、あなたが「学ぶ」場にいるのであれば、

テンプレートや型といった
真似るべきお手本やスキルを与えてもらえるので、
こういった良い見本を集める努力は必要ないかもしれません。

しかし、セールスコピーの世界に飛び込んだなら
自分で情報を求め、少しでも高い反応を出さなければなりません。

場合によってはスピードを求められます。

そんな時に見本となるスワイプファイルをもっていれば、
成功パターンに沿って書き進めることができます。

業種別、商品別、広告種別で分類するだけでなく、
参考になるポイントごとにストックしておくのもよいと思います。

フロント商品のための広告と、バックエンドのための広告
新規のお客さんに読んでもらうものと既存客によんでもらうもの

といった分け方もできますね。

数がたまればたまるほど
あなたの知恵の宝庫は充実して
どんな商品でも売れるようになります。 

積み重ねでレベルアップ

スワイプファイルを参考に、
こういった添削チェックは
ぜひ、あなたの書いた広告でも行ってほしいところですが、

自分のものを添削チェックするのは
思った以上に難しいものです。

どうしても消費者目線よりも広告者目線になってしまうからです。

だからこそ、最初は粗さがしをするつもりで、
他人の書いたものを添削して、
良いものを見極める目を養うことをおススメします。

他人の振り見て我が振り直せとはよく聞きますが、
「他人の行動を見て良いところは見習い、悪いところは改めよ」

他人のコピーを見て良い所は見習い、悪いところは改めるつもりで、
どんどんスゴ技を盗んでいきましょう。

仕事をゲットするきっかけにも

いかがですか?
良い広告を見分けてスワイプファイルを集める利点を
ご理解いただけたでしょうか?

さらに、今回紹介した添削チェックは
案件をゲットするキッカケとして使えます。

例えば、交流会で名刺交換した相手で
広告物に関するお悩みを抱えているようであれば、
その場でHPや広告物を添削チェックしてあげることができます。

多くを指摘する必要はありません。

その指摘が適切で、相手のお役に立てるものであれば、
次にお会いしてお話しするチャンスになります。

より詳細な添削依頼や新規作成など
バックエンドにつなげることが可能なのです。

LPに限らず、折込ちらしや電車の吊り広告、ニュースレター、お店のメニューなどなど

セールスコピーライターの取り扱うものなら、
どんなものでも提案のきっかけになりますね。

さぁ、
あなたのライティングレベルを押し上げ、
お仕事にもつながるスワイプファイルの活用法を
知りました。

やってみようという気がしてきましたか?

あなたは今日から実践に向けて行動できますか?

それともキリ良く来月から実践しますか?

私のおススメは今日からです!

なぜなら、今やらなければ
いつまでも言い訳をして
やらない人が多いからです。

副業でセールスコピーライターの仕事を始める人も多い中、
短期間で実力差をつけていく
とっておきの方法です。

ぜひ試してくださいね。

セールスのプロとして
あなたが成功することを願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※一般社団法人セールスコピーライティング普及協会のホームページより移行した記事です。

 

この記事を書いた人

集客コンサルタント/薬機法セールスコピーライター                                                                     湊 幸子

1971年生まれ。千葉県我孫子市。 中学の頃から腰痛や肩こりがひどく、出産後に腰の激痛と右脚のシビレで歩行困難に。カイロプラクティック整体で回復。家事や育児にがんばる母親を助けるため治療家の道へ。 さらに疲れた女性を癒したいと“カウンセリング”を学び『言葉の力』に興味を持つ。 日本一と呼ばれるセールスコピーライターに弟子入りし、言葉を材料に『売れる仕組み』を作る“セールスコピー”と“マーケティング”を習得して独立を果たす。 カウンセリング形式でクライアントが気づいていない商品の魅力を引き出すことを得意とし、集客アップのLP、チラシ、プロフィール作成を中心に、治療院の売上アップに貢献している。 薬機法、健康系、美容系ライティング多数。