パッと見で選ばれるキャッチ・選ばれないキャッチ

訴求力が高く、
見込み客の心をわし掴みする
キャッチコピーにしたい…!

と思うのは、
ライターもオーナーも同じこと。

でも、そのキャッチコピー。
パッと見で選ばれるキャッチに
なっていますか?

読まなければ伝わらない、
選ばれないキャッチになっていませんか?

今日は、
パッと見で伝わるキャッチコピー
について、お届けします。

 

“読まない壁”を超えるには“見てわかる”レベルにする

コピーライティングや広告には、
「マックスウェル・サックハイムの三原則」
というのがあります。

キャッチコピーとは、
この三原則の一つ目「読まない」壁を
超えるために作るものです。

「読まない」壁を
手っ取り早く超えるには、

読まなくても
見えちゃってわかるレベル
にすること!

例)

【1】

【2】

例1と2とでは、どちらがパッと見で
わかりましたか?

文章量が少ない、2の方が
理解するスピードは速かったはずです。

一文を長く書けば伝わるのは、
当たり前のことです。

しかし、関係性の構築がまだ
希薄な人に対して、
長々とした説明文を最後まで
聞いて(見て)もらえるでしょうか?

広告は元々、関係性が希薄な人に
対して発信するもの。

であれば、ファーストビューの
キャッチコピーとなる一文は
コンパクトに要約し、
パッと見で、目に留まるものにしましょう。

要約する参考や練習には、
Yahooトップニュースの見出しを
見るのがオススメ!

13文字以内という限られた制約の中で
いかにクリックしてもらえるような
タイトルにするか?の集大成ともいえます。

Yahooトップニュースでは
タイトルだけを考える専門部隊も
あるそうですので、
是非、参考に見てみてください。

 

キャッチは声のボリュームで決める

セールスライティングで
キャッチコピーを入れた
ヘッダーを制作する際、

よくやってしまうのが
以下のような優先順位の付け方で
見せてしまうことです。

オーナーがご自身で制作する時や、
Webデザイナーに制作依頼しても、
上記のような見せ方になるケースが
結構多いです。

キャッチコピーとは
通り過ぎて行く見込み客を
キャッチする(振り向かせる)
もの。

上記のような見せ方の場合、

「繁盛マーケティング講座
 第3期プレセミナー&説明会
 やってますよー!」

と、伝えることになりますが、
見込み客は振り向いてくれるでしょうか?

ポイントはキャッチコピーを実際に声に出して読んでみること!

実際に声に出すのですから、
全部を大声で言うのは大変ですし、
聞いている人もドン引きです。

聞き取りづらく、
「なんか騒いでるな~?」
という感じになってしまいます。

では、あなたが、
通り過ぎて行く人に呼びかけるとしたら
どのように言うでしょうか?

おそらく、通り過ぎて行く人にとって
興味をそそられそうな一文を
一番大きな声で叫ぶはずです。

となれば、以下のような優先順位で
叫ぶのではないでしょうか?

上記の場合ですと、

「100業種以上の経営者が
 売上最大5倍を実現してます!」

と、一番大きな声で叫ぶことになります。

こちらでしたら、経営者さんが聞けば
興味を持ってもらえそうですね?

講座名を知らない人にも
興味を持ってもらえる確率が高くなります。

折角作ったキャッチコピーも
意図した効果を発揮できなければ
結果には繋がりません。

お客様にとって、
どの一文が一番魅力的か?

その優先順位付けは、是非
実際に声に出してみてください。

通り過ぎ行く人を呼び込むなら、
第一声でなんと叫ぶか?

それが一番大きく見せる
キャッチコピーになります。

 

1秒で判断される広告

広告業界では、
ユーザーはサイトに訪問してから3秒で
自分にとって必要な情報かを精査し
判断していると言われています。

だから、3秒で判断できる
ファーストビュー(キャッチコピーやビジュアルなど)にする。

しかし、スマホの普及により
今は情報を見るスピードが速く、
1秒もかからずに判断されてしまうとも
言われています。

3秒未満で、
いかに印象を残し、興味をひかせ
次の情報へ進んでもらうか?

だから、パッと見で選ばれる
キャッチコピーが重要なんですね。

※一般社団法人セールスコピーライティング普及協会のホームページより移行した記事です。

この記事を書いた人

マーケティングデザイナー                                                                       おぎわら みな ▶Facebook

現役マーケティングデザイナー&集客導線コンサルタントとして、21年間Web広告に携わる3児の母。 上場企業の孫会社にて、楽天市場に出店。商品企画・撮影・ライティング・LP制作・SEO対策・広告運用・顧客対応まで幅広くこなし、フリーランスを経て2019年法人化。 クライアントを2度のプロモーションで3,800万円超の売上へ導く。見込み客獲得のための広告運用では、CPA相場2,000~3,000円に対し、CPA238円を出した実績を持つ。 小規模経営者向けに集客導線を一貫して提供する一方、Webデザイナーをマーケティングデザイナーへ引き上げる講座も主宰。ママWebデザイナー養成に努めている。