「書いたら終わり」じゃない!リピート・信頼につながるライターの習慣

こんにちは!
セールスコピーライターの與畑菜央(よばたなお)です。

 

ライターの仕事は、「原稿を書いて納品したら終わり」と思っていませんか?

実は、クライアントからのリピート・信頼を得るためには‟その後の行動”こそが、重要なのです。

一流のセールスコピーライターは、クライアントからの厚い信頼と、継続依頼を得るための習慣を身に付けています。

「良い文章を書いたのに継続案件にならない…」と感じたことがある方は、納品後の習慣を見直してみると、大きな変化があるかもしれません。

今回は、できるライターたちが密かに実践している「リピート・信頼につながる習慣(納品後の一工夫)」をご紹介します。

クライアントからのフィードバックは「次に活かす」ためにある

クライアントからのフィードバックを「ダメ出し」と捉え、ショックを受けて落ち込んでいませんか?

それ、気落ちする必要はありません。
なぜなら、フィードバックには、「成長のチャンス」が詰まっているから!

そもそも、クライアントがフィードバックをくれるのは、あなたに「期待している証」。

ライティングを外注するほど忙しいクライアントですから、見込みの無いライターにはフィードバックせずに、自分で直して2度と発注しないでしょう。

つまり、フィードバックがある内が華なのです。

フィードバックは、クライアントとの信頼を築き、ライティングスキルをアップさせる絶好のチャンスと捉えて、大切にしていきましょう。

修正依頼は学びの宝庫

修正依頼は単なるミスの指摘ではなく、クライアントの意図や期待を読み取るヒント。

例えば「トーンを柔らかく」などは、読者層やブランドイメージの反映です。

こうした情報はメモやマニュアルに残しておくと、同じミスを防ぎ、効率よく対応できます。

クライアントの既存のコンテンツ(メルマガやSNS投稿)を読んで、言葉遣いをヒントにし、クライアントが求める文章テイストを理解しましょう。

同じミスを繰り返さない=信頼構築につながる

一度のミスは許されても、繰り返すと不信感が生まれます。逆に改善が見られれば、安心感と信頼につながります。

多忙な中、時間を取ってフィードバックしてくれるクライアントの言葉には「良くしてほしい」「より成果を出したい」という期待が込められています。

クライアントは、あなたに期待を込めてフィードバックをしているのですから、「言って良かった。」と思ってもらえるよう、同じミスは決して繰り返さないことを肝に銘じましょう。

掲載記事は必ずチェックする

納品した記事が実際にどう掲載されているか確認していますか?

掲載時には微調整や構成変更が入ることが多いため、納品通りかどうかをチェックする習慣が重要です。変更された部分を注視することで、クライアントの大切にしているポイントが見えてきすよ。

例えば、言い回しの違いやカットされた箇所は、ターゲット読者への配慮、ブランドの方向性のヒントになります。

掲載記事を都度しっかりチェックして、クライアントに「まるで私が書いたみたい」と言われるくらいの文章を目指しましょう。

ポートフォリオの「見せ方」を意識する

仕事の実績をまとめるポートフォリオは、ただ成果物を並べるだけでは不十分です。
次の仕事の質や単価を上げるには、「何をどう見せるか」が重要になります。

そもそもポートフォリオとは?

ポートフォリオとは、自分のスキルや実績をまとめた資料のことです。

クライアントにポートフォリオを見せることで、「この人になら、こんな文章を書いてもらえるのか!」と具体的にイメージしてもらえます。

ポートフォリオは、案件やクライアントに合わせて内容を調整できると効果的ですよ。

成果物の見せ方で、次の仕事の質が変わる

単にURLを貼るだけでは、どんなに成果物が多くても印象に残りにくいです。

ポートフォリオを作成する際には、「どんな目的の記事か」「どのような成果があったのか(例:CV率1.8倍、検索1位)」などの説明も添えましょう。クライアントへの説得力がグッとUPしますよ。

守秘義務に注意すること

注意点として、守秘義務がある場合は、一部掲載やクレジットなしで紹介しましょう。不安な場合は、事前に掲載許可を確認しておくと良いですよ。

ちなみに私の場合は、Googleスライドに成果をまとめ、案件やクライアントに合わせて内容を適宜微修正の上、見せています。

例えば、「企業の中の人」に代わって書いた記事であれば、Googleスプレッドシートに一覧にしておき、クライアントには、期間限定で閲覧権限を付与して見せるのも手です。

ポートフォリオは、見せ方一つで次のクライアントや仕事の質が変わるので、気合を入れて作成しましょう。

セールスコピーの執筆時は“反応”を必ず確認

セールスコピーの役割は成果を出すことです。LPやメルマガの反応率や登録数などの数字を把握することは、あなたの実績にもなりライターとしての価値を高めます。

なぜなら、数字をもとに成果をクライアントと共有することが、信頼獲得と次の仕事の提案に役立つからです。数字が思うように伸びなかったとしても、その原因を分析するようにしましょう。

LPやメルマガは「反応率」「登録数」など成果が大事

クリック率や登録数などの具体的な数字は、実績の証明になります。数字が取れれば自信を持って仕事を受注できるようになり、「結果を出せるライター」として説得力が増しますよ。

積極的にヒアリングし、結果を実績としてまとめましょう。

反応率や数値を「聞いていいかどうか」は、最初に合意を取ろう

数値はクライアントにとって機密情報の場合もあるため、共有をお願いするときは合意を取るのがマナーです。結果を待ってからではなく、受注時や執筆の過程など、事前に聞いておくと良いです。

その際は、守秘義務の範囲や利用目的をきちんと確認し、信頼関係を保ちましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ライターの仕事は、「書いて納品すれば終わり」ではない。「書いた後の習慣が、ライターとしての成長に役立つ。」ということがお分かりいただけたかと思います。

「書いたら終わりにしない姿勢」が、クライアントとの信頼を築く鍵!

修正対応や掲載チェック、成果確認を‟当たり前”にする習慣をつけることで、仕事の質も単価も自ずと上がっていきますよ。

ぜひ、今日から取り組んで、“リピート・信頼につながるライター”に成長していきましょう。

 

今回のコラムを読んで、「ライターの仕事についてもっと詳しく知りたい!」と思った方は、ぜひ「無料特別ウェビナー」からセールスコピーライターの世界を覗いてみてくださいね。

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この記事を書いた人

セールスコピーライター
與畑 菜央 ▶Facebook

兵庫県出身。一児の母。 大学卒業後、証券会社、翻訳会社を経て、現在は医療系人材紹介会社と、15年以上営業畑で勤務。現在は会社員とライターの二足の草鞋で奮闘中。現職での毎月100名を超える方とのキャリア面談経験と、長年の営業経験から、深いヒアリングと提案力を強みとしている。メルマガやコラム執筆、SNS投稿代行をメインに、クライアント様の日々の発信・認知度UPをサポート中。