ライティングスキルをUPさせる3つの方法とは?
パソコン一台あれば、家にいても、旅行に行っても仕事ができるのがセールスコピーライターの特権。経済的自由、時間的自由を手に入れることができる魅力のある仕事として注目されています。
誰もが簡単にライターとして仕事をすることができますが、ライティングスキルなくしてはライターとして稼ぐことは難しいでしょう。
この記事では、セールスコピーライターとして仕事を獲る上で必要なライティングスキルの身に着け方を紹介していきます。
ライター初心者でもできるように、ライティングスキルを磨くポイントをお伝えしてきます。
基本的なライティングスキルを身に着ける3つの方法とは
仕事に困らないライターになるためには、基本的なライティングスキルを持つことは必須です。
ライティングスキルを身に着けるために3つの方法を取り組むことによって、あなたもライティングスキルを磨くことができます。
その3つの方法とは、
- 写経
- LP、メルマガのストック
- ライティングに関する情報収集
です。
順番に解説していきます。
「写経」をすることで優れているコピーを参考にできる
写経とは、LPやメルマガなどのコピーをノートなどに書き写すことを言います。「この文章、興味がそそられるな」「きれいな構成で読みやすい」など、参考になるコピーを書き写すことで、全体の構成やコピーの流れ、言い回しなどが確認することができます。
また、一説ではパソコンのタイピングで写経するのも大丈夫とする情報もあります。確かに、やらないよりもやった方がいいかもしれませんが、せっかく取り組まれるのであれば、ペンなどで手書きで写経をした方がスキルが磨かれます。
一文字一文字読みながら書き写す作業になるので、文章の内容がより頭に入る上に、言い回しや文章の構成など、コピーを書く上で大事なポイントも確認することが可能になります。
メルマガの写経は罫線ノート
無地の紙を使って写経される方もいますが、罫線ノートを使うことをおすすめします。なぜなら、改行するタイミングや1行空けるポイントなど、ライティングスキルをUPさせるヒントに気が付くことができるからです。
写経を重ねていくにつれて、色々な気づきがあります。「どうして2行空けているのだろうか?」「なぜ、文の途中なのに改行されているのか?」など、ライターの意図を考えながら取り組まれると、より密度の濃い写経になるでしょう。
LPのレターはトレーシングペーパー
インターネット上のLPを印刷して、その上にトレーシングペーパーを重ねます。下に敷いてあるLPが透けて見えるので、トレーシングペーパーの上からなぞっていきます。
文字の大きさや配色、レイアウトなど、あなたがLPを書く上での気づきを得ることができます。目立つ配色、文字の大きさ、フォントなど、細部に気を遣うことでライティングスキルがUPするヒントを得ることができます。
正直、とても時間と手間のかかる作業ではありますが、やってみて初めて気が付くことはたくさんありますので、是非とも挑戦してみてください。
良いLPやメルマガをストックしておく
ライティングスキルをUPさせるポイントの1つとして、先人の知恵を拝借するのも大切です。オリジナルで書き上げる前に、うまくいっているモデルを参考にしましょう。
学ぶ=真似る。このプロセスに沿ってライティングスキルを磨くことができれば、ライティングはみるみる上達することができます。また、実際にらいたーとしてお仕事を請け負った場合にも、作業効率を上げることができる上に、成果のでる制作物が仕上がりやすくなります。
しかし、それは良いLPを参考にした時に限った話です。文章として読みにくいコピーや、売れていないコピーを真似してしまうと、同じように売れない可能性が高まります。
そこで、良いLPの見極めるポイントを紹介します。
良いLPやメルマガを見極めるポイント
簡単にできるポイントは大きく分けて2つあります。一つ目は「ランキングサイトで上位に挙がっている商品のLP」、二つ目は「長期間広告をかけている商品のLP」です。
・ランキングサイトで上位に挙がっている商品のLP
理由は単純で、ランキングサイトで上位に挙がっている商品は、売れている商品だからです。
売れている商品には、売れている理由があります。そのヒントとして、LPを見ることで得られる気づきは多いはずです。
おすすめのランキングサイトはinfotop(インフォトップ)です。infotopは、様々なジャンルの商材を扱っており、同時にランキングも確認することができます。
・長期間広告をかけている商品のLP
FacebookやInstagram、インターネット広告などに、よく見かける広告があるかと思います。長期間広告をかけているということは、広告費をかけられるだけの売上が立っているという目星をつけることができます。
こちらもランキングサイト同様、売り上げが上がる理由を探ることができる、生きた教材として活用することができます。
情報収集は常に行うことが大切
お金になる情報には鮮度がありますが、ライティングも同じです。
今まで通用したコピーの型が、1年後、2年後になると通用しなくなる事例も多々あります。
時代の流れに合わせたライティングができるようになると、あなた自身のライティングの幅が広がります。流行に順応できるライターの方が、長生きする確率は高くなるでしょう。そのためにも、情報収取が欠かさず行うことが重要になります。
ライティング関連の情報を仕入れる
ゼロからライティングを学ぶのであれば、ライティングの本や教材を購入すると良いでしょう。基礎、基本を丁寧に学ぶことによって、ライターとしての土台を築くことができます。
また、ライティングスクールのようなセミナーも開催されていますので、足を運んでみると、有益な情報を仕入れることができます。
他にも、ライティングに関するホームページをご覧いただくことで、参考になる情報を手に入れられるでしょう。
手段はたくさんありますので、ぜひ参考になるところから情報を仕入れてみてはいかがでしょうか?
ライティングのネタを収集する
本やインターネットには、たくさんのネタが落ちています。ことわざや慣用句を用いて、読み手を納得させることにも活用できますし、時事ネタを上手く活用することもできます。
また、ターゲットの悩み事や関心事をリサーチすることもできるので、ライティングの引き出しを増やすことができるようにもなります。
これらのことはライティングスキルに限らず、営業トークやスピーチにも活用できるので、積極的に行いましょう。
人と会って情報を集める
人と会って情報を集めることも有効な手段です。インターネットという便利なツールもありますが、情報元は必ず人にあります。そのため、人から来た情報はとても強力であるといえるでしょう。
また、直接人と会ってお話しすることで、インターネットの情報よりも優れた情報を仕入れることもできます。文字の情報の他にも、話し手のトーンや表情などの非言語情報もキャッチすることができるので、それによるヒントも得られる可能性もあります。
インターネットの情報に頼らず、人の生の情報を仕入れることが、ライティングスキルをUPさせるためには必要です。
千里の道も一歩より。着実に行えば技術は向上する
一通り、ライティングスキルをUPさせる3つの方法をご紹介しましたが、いかがでしょうか?
一見地道な作業に見えますが、積み重ねていくことによって、あなたの血肉となります。
基礎を築くことができれば、仕事の幅を広げることができますし、成果を上げることもできます。それによって、単価が上がり収入を上げることもできますので、ぜひコツコツと取り組んでみてくださいね。
※一般社団法人セールスコピーライティング普及協会のホームページより移行した記事です
この記事を書いた人
Webプロモーター/セールスコピーライター重田 勇気
金鉱山のリアルを届けるアフリカ広報マン。神奈川県横浜市出身。WEBプロモーション案件で4.3億円の売上に貢献したセールスコピースライティングスキルを駆使して、現在はケニアの日系鉱山会社のYouTubeチャンネルやメディアの運用を担当。資金調達、ロンドン証券取引所上場を目標に会社の認知拡大を目指す。