国語が苦手でも大丈夫!スラスラ書けるメルマガの書き方
こんにちは。セールスコピーライターの重田です。
仕事、ビジネスでよく活用される「メルマガ」ですが、苦手意識を持たれている方は少なくありません。
特に、ご自身でビジネスを持たれている方は、「情報を発信しないといけない」というプレッシャーも加わって、余計にメルマガへの苦手意識があるのではないでしょうか?
そこで今回は「国語が苦手でも大丈夫!スラスラ書けるメルマガの書き方」をテーマでお送りします。
・メルマガ執筆への苦手意識がある
・書こうと思ってもなかなか筆が進まない
・スラスラ書けるようになりたい
・読みやすいメルマガを書きたい
などなど、メルマガを書けるようになりたい方はこの記事を読んで参考にしてみてください。
メルマガ執筆が苦手な人がやりがちなこと
苦手だと感じている人の多くは「筆が進まない」というお悩みを抱えています。ただし、筆が進まないのには決定的な理由があるのです。
それは、「最初から最後まで書こうとすること」です。
作文が苦手な方なら「なかなか書き始められない」という場面によく遭ったのではないかと思いますが、メルマガでも同じようなケースが発生します。
この書き方では、どうしても途中でつまづいてしまう場合が非常に多くなり、メルマガの質が低くなったり、製作時間が余計に伸びてしまいます。
一流のライターが実践しているメルマガの書き方とは?
では、メルマガをスラスラ書くためにはどうすれば良いのでしょうか?
ポイントはメルマガを執筆する前に、前提を決めるところにあります。
前提を決めずに書き進めてしまうと、途中で迷ってしまったり、イメージしていた内容と違ったりします。これでは時間のロスにもなりますので、あらかじめ前提を決めてから書くことが重要になります。
前提を決める上で明確にしておきたいポイントが3点あります。
その1:誰に向けて発信するのか?
その2:何のテーマで発信するのか?
その3:どのように発信するのか?
以上をおさえることで、メルマガが書きやすくなります。
補足になりますが、メルマガ初心者のあるあるとして「情報を詰め込み過ぎる」というケースがあります。
読者に有益な情報を伝えようとするばかりに悪気無くやってしまいますが、何のテーマで発信するのか?が絞り切れていないという原因が考えられます。
「1メルマガ1メッセージ」が基本になりますので、是非とも押さえておきましょう。
前提が決まったらいざ執筆!
前提が決まれば実際にメルマガの執筆に入りますが、まだ最初から執筆してはいけません。
執筆の前に固めなければいけないことが2つあります。
それは、「件名」と「構成」です。
この2つを固めずして、執筆はできませんのでメルマガ執筆の際は確実に押さえておきましょう。
思わず開いてしまう件名をつけること
メルマガにおける件名は、メールを開かせるための要素を担います。お店で例えると、看板の部分にあたるので、重要な役割であることがわかりますよね。
また、メルマガの件名は1文字変わるだけで反応率が10倍以上にも変わることがあります。
先程お伝えした「誰に向けて発信するのか」を意識しながら、読者が思わず開いてしまうような件名をつけましょう。
例えば、経営者がターゲットであれば、「実働時間を半分に減らしながら売り上げを2倍にする方法」のような、欲しい情報が手に入れられると感じさせることが件名を作るポイントになります。
他にもニュース性を盛り込んだり、思わず開いてしまう「開封ギミック」を盛り込むなど、思わず開いてしまう件名に仕上げていきましょう。
メルマガの構成を固めること
後ほど参考の型を紹介しますが、簡単に言うと「まえがき、本文、あとがきのそれぞれにどのような内容を盛り込むのか?」を決めることです。
家を建てる時に使う設計図と同じような役割を果たすので、構成が固まることによって、メルマガ執筆がラクになります。
メルマガテンプレートを一部紹介
僕が実際にメルマガを書く時に活用しているテンプレートの一部を紹介します。
型をそのまま使うのも良いですし、応用させながら使ってみてください。
常識否定からの改善案の提示型
大まかなメルマガの流れは以下の通りです。
1:テーマ、得られるもの、読むメリットの提示
2:常識の否定、よくある失敗事例の紹介
3:否定、失敗する理由をまとめる
4:改善策の提示(1番伝えたい内容になります)
5:成功事例の提示
6:まとめ、行動を促す部分
以上の要素について、一つずつ解説していきます。
1:テーマ、得られるもの、読むメリットの提示
このメルマガで何を伝えるのかを紹介するパートになります。
ここの掴みが弱ければ、読者がメルマガを閉じてしまう可能性が高まります。
掴みを強くして、続きの文章を読ませるためにも、読むメリットを盛り込むと良いでしょう。
例:このメルマガを読むことで、売上が2倍になる可能性が非常に高いです。
2:常識の否定、よくある失敗事例の紹介
ここでは、読者が感じていることや、常識の否定、またはよくやってしまう失敗について取り上げるパートになります。
ダメなものはダメだと伝えることで読者もダメなものに意識を向けることができます。
また、ダメなものだと認識できたら、「なぜダメなんだろう?」「どうすれば良くなるだろう?」と意識してしまう方が多くなりますので、次のパートで補う段階に入ります。
3:否定、失敗する理由をまとめる
2で伝えた内容の理由、根拠をまとめるパートになります。読者の疑問に答えることで、納得させることが可能です。
例外として、理由を最後の最後まで伝えず、じらす場合もあります。ただ、読者にとってはモヤモヤとしている状態のまま、メルマガを読ませることになるので、有効でない場合もあります。
基本的には、主張した直後に理由を述べると読みやすいメルマガに仕上げられます。
4:改善策の提示(1番伝えたい内容)
ダメな事例とダメな理由が理解できた読者は、「どうすれば良くなるの?」という内容を知りたがるでしょう。
ですので、このタイミングで改善策をまとめていきます。
改善策を書くポイントは読者にも出来て、かつ効果があるものであればより喜ばれますので、是非探してみてください。
5:成功事例の提示
改善策を教えられても、本当に効果があるのか読者にはわからないこともあります。
改善策が本当に効果があるのかを示すためにも成功事例をまとめましょう。
ご自身の成功事例でも良いですし、周囲の方で成功された事例を紹介するのも良いでしょう。
また、成功事例がない場合は、改善策が本当に効果があるものだと言えるだけの証拠を示しましょう。大学の研究データ、専門家が執筆した書籍など、権威性のある情報を添えるだけでも、改善策が効果のあるものだと伝えられます。
6:まとめ、行動を促す部分
改善策を紹介したところで、実際にやってみない限りは改善できません。ですので、行動してもらうために背中を押すような内容にまとめることがポイントになります。
言い方は様々ありますが、「効果があるのでやってみましょう」だったり、「まずは、1回でもよいので始めてみましょう」等、読者に行動してもらうようなメッセージを最後にまとめましょう。
メルマガの書き方が分かればスラスラ書けるようになる
メルマガを書けない人の多くはメルマガの書き方が分からず、最初から執筆をしてしまうところが主な原因です。僕も駆け出しライターの頃はメルマガが書けませんでしたが、今振り返ると最初から執筆していました。
もちろん、最初から書くことが悪いことではありませんし、最初から書く方が早く書ける方もいらっしゃるでしょう。
ただ、メルマガが書けずにお困りでいらっしゃいましたら、このコラムでお伝えした「前提、件名、構成」を最初にまとめた上で執筆してみてください。
工数が多くなり、最初は時間がかかるかもしれませんが、回数を重ねることで、スピードも早めることができますよ!
※一般社団法人セールスコピーライティング普及協会のホームページより移行した記事です
この記事を書いた人
Webプロモーター/セールスコピーライター重田 勇気
金鉱山のリアルを届けるアフリカ広報マン。神奈川県横浜市出身。WEBプロモーション案件で4.3億円の売上に貢献したセールスコピースライティングスキルを駆使して、現在はケニアの日系鉱山会社のYouTubeチャンネルやメディアの運用を担当。資金調達、ロンドン証券取引所上場を目標に会社の認知拡大を目指す。