苦手だった文章が武器になる!苦手意識を克服する方法

こんにちは。
セールスコピーライターの上田です。

報告書、企画書、プレゼン資料など
ビジネスパーソンにとって文章を書く機会は
意外と多いものです。

最近では、SNSやテレワークの普及で
チャットやメールなどの文字を使った
コミュニケーションも増えていますよね。

文字だけで伝える力が求められている反面、
「文章が苦手」
「上手く書けず、ストレスを感じる」
「文章で上手く伝えられない」
という声もよく耳にします。

でも実は、いくつかのポイントを押さえるだけで
苦手意識を克服し、もっと上手く書けるようになるのです。

今回は、そんな文章の苦手意識を克服するための
方法をお伝えしようと思います。

なぜ文章に苦手意識をもってしまうのか?

苦手意識を持つ人の多くは、

といった経験を通して、
“文章=難しい”と思い込んでいる人が多いように感じます。

実際には、書き方を学んでいないだけなんです。

文章もある意味スポーツと一緒。
正しい方法を学び、練習(実践)を重ねること
上達していきます。

文章は、仕事の評価や人とのコミュニケーションの
円滑さを左右する、とても大事なもの。

苦手の一言で敬遠するのは
実はとってももったいないことなのです。

苦手を克服するための5つのポイント

では、どうすれば苦手意識を克服し、
伝わる文章が書けるようになるのでしょうか?

5つのポイントを1つずつお伝えしていきますね。

① いきなり書かない

「よし!書こう!」といきなり書き始めようとしていませんか?

何の準備もなく書こうすると、何が言いたいのか分からない文章に
なってしまったり、全く書けなかったりします。

書くことを仕事にしている人でさえ、ゼロから書くことは
難しいもの。

まず最初に、準備をしっかりとすること!

「書く時間」の前に「書く内容を考える時間」をとり
紙に書き出しておきます。
事前に頭の中を整理しておくことで、文章が驚くほど書きやすくなります。

文章の型については、本やネットなど
調べればたくさん出てきますので、チェックしてみてくださいね。

② 相手目線でイメージしやすい文章に

相手にとって、読みやすい文章になっていますか?

自分目線で書いてしまうと、専門用語を使いすぎていたり
独りよがりな文章になっていたりします。

例えば、何かを調べようと検索したページに
専門用語ばかりの難しい文章が並んでいたら・・・

あなたは読みたいと思いますか?

人は、簡単にわかりやすく説明してほしいと
思っているものです。

「中学生にも理解できる」を基準に
読み手がよりイメージしやすく、感覚的に読める
シンプルな文章を心掛けてみましょう。

③ 一息で話せる長さ

先ほどの話と少し被りますが、
必要以上に長い文章は、読みにくいだけでなく
理解するのに頭を使うもの。

読み手にストレスを与えてしまいます。

一文一意(一つの文章に一つの内容)を基本として
60文字以内を目安に書いていきましょう。

ちなみに、伝えたい内容に優先順位をつけておくと
情報の整理がしやすいのでオススメです。

なくても伝わる文字は、ゲーム感覚で楽しみながら
スパッと容赦なく削ってしまいましょう!

④ 完璧じゃなくていい

良いものを書きたいと思うと、ついつい完璧を目指したくなるものですよね。

でも、文章に「正解」「不正解」がないように
完璧を目指すといつまでたっても書き上げられません。

自分の中で70点でもいいから書ききることを目標に
たくさん書いていきましょう!

積み重ねが自信につながっていきます。

⑤ 書き終わったら、声に出して読んでみる

書き終わったら、プリントアウトして音読してみましょう。

私はここで一晩寝かせ、客観的に見て
自分の文章にNGを出すつもりで読んでいます。

読んでいて違和感があったり、読みにくいと感じる部分が
出てきたら修正して、また読んでみる。

この繰り返しで、文章の精度がぐっと上がるのでオススメです。

頭の中に言葉貯金を

5つのポイントを押さえつつ、とにかくたくさん書く
ということが上達への近道です。

コツがつかめてくると、きっと楽しくなってきますよ。

また、良質な文章をたくさん読み、書き写すこと(写経)もオススメです♪
頭の中に言葉やフレーズの引出しをたくさん作ることができます。

偉そうにお伝えしてきましたが、セールスコピーに
出会う前の私も、文章が大大大の苦手でした。

セールスコピーライティングに高度な文章力は
必要ないと言われますが、学び実践していくうちに
自然と伝わる文章を書く力が身に付きます。

苦手だった文章が武器になる!
セールスコピーについて興味がある方は
ぜひこちらの無料ウェビナーを覗いてみてくださいね。

※一般社団法人セールスコピーライティング普及協会のホームページより移行した記事です

 

この記事を書いた人

セールスコピーライター 上田 祐里江

経理や医療事務、ITインストラクターなどを経験後、心関連の学びを行う中で想いを言葉にできないという壁にぶつかる。そんな時、マーケティングや人間心理に基づくセールスコピーライティングと出会い、言語化するスキルを学ぶと同時にライターへと転身。 現在は、自身の悩みでもあった言語化に悩む起業家へ、みえない価値をみえる化し、売上アップに導く活動を行っている。