「どうして誰も読んでくれないの?」駆け出しライターこそ知っておきたい大切な3つのライティングポイントとは?
こんにちは。セールスコピーライターの笠原です^^
本日は、『「どうして誰も読んでくれないの?」駆け出しライターこそ知っておきたい大切な3つのライティングポイントとは?』というお話しをします。
ライティングの大切なポイントをお伝えするだけでなく、すぐに売上・集客UPに結びつきやすい実践的な内容にもなっておりますので、ぜひ最後まで読んで下さいね☆
ポイント1.コピーライティングの3原則
突然ですが、「マクスウェル・サックハイム」という方をご存知ですか?
彼は、マーケティングやコピーライティングの世界に大きな影響を与えた人物として有名であり、彼の提唱した「コピーライティングの3原則」は、今でも重要なポイントとして広く知られています。
コピーライティングの3原則
1.お客様はコピーを読まない
2.お客様はコピーを読んでも、内容を信じない
3.お客様はコピーの内容を信じたとしても行動しない
これをひと言で言うとすれば、「誰もあなたのコピーには興味ない」ということ。(ちょっと悲しいですが…)
・興味ない
・読む気がない
・知りたくない
・信じない
・行動しない
それが読者の本音だということを忘れないでください。これは、あなたのターゲット(見込み客)にも「例外なく」、当てはまる3原則です。ターゲット(見込み客)は自分の文章には全く興味がない。だからこそ、
・興味を引く表現
・誰でもわかる表現
・思わず読みたくなる工夫
などが必要になってくるということです!
ポイント2.特徴ではなく、ベネフィットで伝えること!
ライターなら、「ベネフィット」という言葉を、一度は聞いたことがあるかもしれません。
Q.ベネフィットとは?
商品・サービスの特徴からターゲット(お客様)が手にいれる嬉しい効果、成果、結果、未来のこと。
↓
商品を買ったら(使ったら)、何ができるようになり、その結果、どんな素晴らしい変化・体験が手に入るのか?
↓
あなたの商品・サービスを利用することで、あなたの見込み客が手にいれる嬉しい変化。
↓
それがベネフィットです。
駆け出しのライターは、商品がいかに素晴らしいか、商品の特徴を「特徴のまま」一方的に伝えてしまいがちです。
例えば、「お孫さんと離れて暮らす60代のおじいさん(ターゲット)」に、最新のiPhoneを紹介する場合・・・
「この最新のiPhoneは容量が32GBもあるので、画像や音楽データなどをたくさん保存することができます。」
これでは、あくまでも商品の特徴だけを説明したに過ぎません・・・。
でも、おじいさん本当に知りたいこと・欲しいものは、「そのiPhoneを購入することで、どんな嬉しい効果、成果、結果、未来を手にすることができるか」という部分。
つまり『ベネフィット』の部分です。ベネフィットを加えると、こんな感じになります。
「この最新のiPhoneは容量が32GBもあるので、画像や音楽データなどをたくさん保存することができます。なので、このiPhoneが1台あれば、可愛いお孫さんの写真を、毎日、何万枚も持ちあることができるのです。(=ベネフィット)」
いかがですか?
こちらの文章では、iPhoneの特徴に加えて、おじいさんにとってとても興味関心の高い「お孫さん」と商品の特徴を関連付けることで、iPhoneの価値がより伝わりやすく感じるようになりましたよね。^^
このように、『特徴だけでなく、ベネフィット』で商品・サービスを伝えるようにしてくださいね。
ポイント3.ターゲットは絶対に絞ろう!『誰に』向けて記事を書くのか?
売上・集客UPにつなげるライティングをするときは、ここを明確にする必要があります。『ターゲットは誰?』を明確に絞ったほうが、伝わるメッセージを作りやすくなるからです。
しかし、多くのライターや、商品・サービスを提供する経営者のみなさんはこんな勘違いをしてしまいます。
・「みんな」にこのサービスを受けてほしい!
・あらゆるジャンルの人にサービスを届けたい!
・どんな人でも効果があるから、みんなに体験して欲しい!
とても熱い想いで素晴らしいのですが・・・
「世界中の全員がもれなくターゲットですか?」と言ってしまいたくなるくらい、「誰でも」「みんなに」という考え方が多いのです。
しかし、その考え方では、本当にその商品・サービスを届けたいターゲット(見込み客)に刺さるメッセージを作ることはできません・・・
「ターゲットを絞ると顧客が減ってしまうのでは?・・・」
と心配するかもしれませんが、基本的には、ターゲットは絞れば絞るほど、反応率がUPする傾向になります☆
まとめ
いかかでしたでしょうか?駆け出しライターがまず心がけることは・・・
1.ライティングの3原則
2.特徴ではなく、ベネフィットで伝えること
3.ターゲットを絞ること
この3つのポイントを意識するだけで、反応率を大きく改善できることでしょう!
ぜひ今日から、ご自身のライティングに活かしてみてくださいね☆
※一般社団法人セールスコピーライティング普及協会のホームページより移行した記事です
この記事を書いた人
セールスコピーライター 笠原 賢人