【卒業生インタビュー】地方の会社員が脱サラし1,000万円を稼ぐセールスコピーライターに!

一般社団法人セールスコピーライティング普及協会理事、
セールスコピーライター養成講座主宰の出羽桃子です。

これからライターを目指す方やフリーランスで活動している方の中には

「在宅でもっと収入を増やしたい!」
「長く安定的に稼ぎ続けたい」

このような想いをお持ちではないでしょうか?

今回は、37歳で会社員を辞め、1年以内にセールスコピーライターに転身。現在、セールスコピーはもちろんのこと、書籍出版をサポートするブックライターとしてもご活躍中の石井裕さんにお話を伺います。

石井さんは、2017年に前身のセールスコピーライター養成講座を受講後、当協会の添削会の講師や、コラムの執筆なども担当してもらっています。

営業ナシで年収1,000万円を超えたヒミツも教えてもらいました。

「文章で生計を立てたい」という夢が叶った

【出羽】さっそくですが、石井さんがセールスコピーライター養成講座を受講したきっかけを教えてください。

【石井】会社員時代は、青森で原子力発電所の電気・計装設備の設計管理など、ライター業とは全然違う仕事をしていました。
ただ、会社を辞める前から小説の新人賞に応募したり、アフィリエイトで副業をしたり文章で生計を立てることを夢見ていました。

会社を退職後、人材採用系のライティングの仕事をもらえるようになり、中小企業に対するライターの需要は高いと実感したんです。セールスコピーライター養成講座の存在を知ったのは、ちょうどその頃です。会社を退職して半年くらい経っていました。

たまたまFacebookのタイムラインで講座のことを知り、LP(ランディングページ)を読んですぐに「これは今の自分には必要なスキルだ」と感じました。当時はまだ青森に住んでいたのですが、一刻も早く詳細を知りたいと思ったので夜行バスで東京の説明会に行って、その場で申し込みました。

【出羽】すごい判断力と行動力!さすがですね!
石井さんが受講されていた当時は、説明会も講座もリアル開催で、年に1、2回だけの募集でした。懐かしいです。

【石井】今は、説明会も講座もオンラインで完結できるようになったので、いい時代になりましたよね。講座に合わせて仕事を調整して上京しなくてもいいし、ちょっとでも興味があれば、説明会を自宅で聞ける。

【出羽】そうなんです。実際、オンラインにしてからは、地方から受講してくださる方、脱サラを考えている会社員の方、家事や育児との両立が忙しい在宅で働きたい女性も増えています。

石井さんは当時、「セールスコピーライター」という職業をご存知でしたか?どんなイメージでしたか?

【石井】セールスコピーライターについては、何となく知っていた程度で、「HPやLPの文章を書く人」というくらいのイメージしかありませんでした。

過去、神田昌典さんやダイレクト出版の書籍を読んだこともなく、技術的な知識も皆無の状態です。ただ、直感的に「今の自分には必須のスキルだろう」とは考えていました。

受講中に学んだことを実践し、230倍の反応に自信がついた

【出羽】次は、講座を受講されていた当時のことを教えてください。講座の内容や、同期の方との学びで、印象的だったことはありますか?

【石井】ちょうど学びたいと思っていた内容ばかりでしたね。学んだことは、翌日から即実践できるような内容ばかりですし、課題をこなすことで十分実践できるスキルは身に付きます。当時は月に1回夜行バスで、青森−東京間を往復して通っていましたが、そこまでして学びに行く価値は十分ありました。

同期のなかには、すでに受講中に案件を獲得しているライターや、ビジネスオーナーとして成果を出している方もいたんです。そんな同期と切磋琢磨できる環境だったこともあり、毎月レベルアップするのが楽しみでした。

【出羽】同期の方から、いい刺激をもらっていたんですね。
私もそうでしたが、講師からのアドバイスだけじゃなく、一緒に学んでいるからこその気付きがありますし、今でも付き合いの続くいい仲間です。

石井さんは、受講中から案件を取っていましたか?

【石井】チラシやLPなどの制作案件を取っていました。初めて会った人に積極的に営業していたわけではないですが、「自分は今セールスコピーを学んでいる」と周りにどんどん話していました。なので、モニター価格ではありますが、以前からよく知っている起業家の方のチラシやLPを作っていました。

学んだことを活かしてチラシを作ったら、通常の230倍の反応を得たこともあり、「自分はこれでやっていける」という自信を持つことができました。

【出羽】230倍!驚異的な実績ですね。学びを即実践した結果が、数字として現れると嬉しいし、自信にも繋がりますよね。

営業しなくても長期安定するヒミツとは?


(推しのコリラックマと共に)

【出羽】今年10周年を迎えるセールスコピーライター養成講座の中で、4年目に受講されていた石井さんはすでにベテランの風格です。最近のお仕事について、教えてください。

【石井】最初のころは、セールスコピーライティングや、人材採用系のライティングを多くこなしていました。チラシよりはLPの方が制作機会は多いと思います。その後、1案件50〜100万円程度の、プロモーションをまるっと請け負う大型案件も何回かありました。

私の場合はブックライティングやSEOライティングも専門分野です。

セールスコピーライティングの仕事をしていると、派生して「次は本を書いてほしい」、「オウンドメディアの記事を手伝ってほしい」という依頼もあります。その逆のパターンもあるので、今は様々な案件を請けていますが、ニーズに応えることがクライアントとの長期的な付き合いに繋がっていると思います。

講座が終了して以降、青森県内だけでなく、東京を中心にクライアントが全国に増えてきました。まだコロナの前だったので、思い切って上京しました。

【出羽】なるほど。幅広いライティングに対応できるから、クライアントと単発のお仕事で終わらずに、長くお付き合いができるのですね。
では、石井さんは、ほぼ営業せずに活動されているという噂は本当なのですね?

【石井】はい、ほとんど営業はしていません。異業種交流会に参加することは稀ですし、まだホームページも作っていません。長期的にお付き合いしているクライアントか、その紹介で仕事をいただくことがほとんどです。

薄利多売型のビジネスではないので、実際に案件を継続的にいただけるようになると、良くも悪くも営業する時間はほとんどなくなります。長期でお付き合いしているクライアントを優先しているのもありますが、3〜6ヶ月程度先まで仕事が埋まることも珍しくありません。

【出羽】石井さんの売上に直結するライティングと、実直なお仕事ぶりで、お客様がお客様を呼び、収入も安定しているのですね!

話せる範囲で構わないので、会社員のころ、セールスコピーライターを始めたころと比較して、報酬はどれくらい変わりましたか?

【石井】会社員は自分には向いていないと感じていたので辞めたのですが、そこまで給料は悪くなかったです。そのため、会社を辞めてからは低収入で確定申告のときに悲しい思いをすることもありました。

ただ、セールスコピーライターを始めてからは、徐々に報酬が増えてきて、会社員時代の給料をゆうに超えています。

よく「3ヶ月で月収100万円」とか言いますが、仲間内では瞬間風速的に通過してた、という話もよく聞きます。確かなことは、セールスコピーライターを始めて、継続案件を受けるようになると、収入は長期安定してくるということです。

クライアントとの良好な関係を長く続けていきたい


(受講生・卒業生との忘年会:前列右から5人目)

【出羽】セールスコピーライター、講師、そしてブックライターとしてもキャリアを重ねていらっしゃいますが、今後の展望をお聞きかせください。

【石井】長期的にお付き合いができているクライアントと、今後も良い関係を続けていきたいです。良い関係を続けるための、特別なテクニックはありません。地味なことですが、目の前の仕事に対して自分のスキルを最大限に活かすことが、長期安定の最大の秘訣だと考えています。

そうすることで、紹介も生まれますし、相性のいい仕事をやり続けることが可能となり、ストレスがなくなります。

あとは、自分が得てきたスキルを多くの人に知ってもらい、身に付けてもらう活動ができると嬉しいですね。現在、講座で添削会の講師をやらせてもらっているのは、とても幸運だと思っています。


(新婚旅行で訪れた長崎県・五島列島の頭ケ島天主堂)

【出羽】プライベートはいかがでしょうか?

【石井】ライフスタイルで言えば、私の仕事は、今はほぼオンラインなので、基本的に住む場所に制約がありません。会社員時代は転勤族だったので、自分の意思とは関係なく、2〜3年のスパンで様々な場所に飛ばされました。子どもが産まれたばかりなのに、急に転勤で単身赴任になった同僚もいます。

そう考えると、住む場所に制約がないということは、今後のライフスタイルに自由な選択肢を与えるので、とても大きなことだと思います。上京して5年以上経ち、最近結婚しましたが、住む場所の制約がないので、家族の要望に合わせて理想のライフスタイルを受け入れることができます。

そういえば、同じセールスライターの鈴木さんが4週間ほど石垣島にプチ移住していましたが、今は補助金を活用してワーケーションを体験できる自治体も増えています。来年からは、そういう制度も活用しながら、将来住む場所を家族で一緒に好きなように考えていきたいです。

あと、個人的には県境をまたぐとテンションが上がるので、今後も県境旅行をしたいと思っています。2023年は新婚旅行(福岡〜佐賀〜長崎)だけでなく、様々な県境をまたぎました。

【出羽】石井さんは県境マニアとして、「マツコの知らない世界」でテレビ出演されたことがあるんですよね。


(2023年の誕生日に訪れた長野・群馬県境の渋峠ホテル)

再現性の高いスキルは講座で身に付けられます

【出羽】石井さんは、ご自身も長らく会社員をされていましたよね。講座を受講中の方、そして受講を検討している方へのメッセージをお願いします。

【石井】会社員時代は技術職だったので、ライター業とは全然違う世界にいました。また、国語や英語がとても苦手で、センター試験の古文でマークシートなのに0点を取りました。でも、この講座を受けたことがきっかけで、今ではセールスコピーライター兼ブックライターとして活動することができています。

セールスコピーライティングで必要なのは、小説家のような文章力や芸術的なセンスではありません。必要なことはマーケティングやリサーチ、ヒアリングのスキルで、学んで実践することで身に付きます。再現性の高い技術なので、経験を積めば積むほど自分で成功の型を積み上げることができます。

なので、講座を受講するなら、学んだことをすぐにアウトプットすることがおすすめです。インプット1割、アウトプット9割と考えても大げさではありません。

ただ、この講座は、実際にメルマガやチラシ、LPを書く課題があるので、アウトプットする機会は十分にあります。

そして、受講後ではなく、できれば受講中に案件を獲得して、どんどん実践してほしいです。その方が圧倒的なスピードでスキルが身に付きます。手前味噌ですが、私は添削会の講師をしており、皆さんの書いた実際の案件を詳細にフィードバックできるので、ぜひ活用してください。添削会でお会いできるのを楽しみにしています。

【出羽】石井さん、貴重なお話ありがとうございました。

セールスコピーライター養成講座では、現在プレセミナー&説明会を開催しています。興味のある方は、ぜひこちらからご参加ください。

今回インタビューにご協力いただいた方

セールスコピーライター/ブックライター 石井 裕 ▶Facebook

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