今さら聞けない?!”オンライン”でのヒアリングのコツ

こんにちは。
セールスコピーライターの石上です。

前回は、ヒアリングで案件を獲得する方法について
コラムを書かせていただきました。

今回は、その続編!

“オンライン”でのヒアリングのコツについてお伝えします。

新型コロナの感染拡大の影響もあり、
最近はオンラインでヒアリングする、というケースが増えています。

出かける必要もないし、遠方のクライアントとのやり取りもできて
メリットがたくさんある一方…

画面を通して会話する、ということに
違和感を感じている方もいるのではないでしょうか。

そこで!

画面を通して話すことのプロである
現役キャスター兼セールスコピーライターの私・石上が
オンラインでのヒアリングのコツをお伝えします。

STEP1 環境を整える!

私はキャスター・セールスコピーライターの他にも
オンラインで話し方を教える講師の仕事をしています。

その中で、多くの方に共通して
「気になるな~!」と思う点が2つあります。

1つめは「カメラの位置」

カメラの位置が、目線よりも下にあるため、
「上から目線」になってしまっているのです。

2つめは「カメラの画角」

特に議論が白熱してくると
やたらとカメラに近づいてしまう方が多いですが
相手からすると、正直圧を感じます(笑)

カメラの位置と画角が
相手(クライアント)から見て不快に感じないか?

ぜひ、確認してみてくださいね。

STEP2 口角を上げる!

新人キャスターの頃、先輩から
「カメラが回っていないところでも、口角を下げるな!」
と注意されたことがあります。

キャスターは、いつ、だれに見られているかわからない仕事。
「常に見られている」という意識が大切なんですね。

これは、オンラインでも同じです。

対面だと、相手の顔をまじまじと見ることは少ないですが
オンラインだと、じっくり見ることができてしまいます。

だから
「クライアントから常に見られている」という意識で
ヒアリングに臨むようにしましょう。

ちなみに…
口角が上がっている、下がっている、との違いがこちらです。

うーん、我ながら、ずいぶん印象が違いますね(笑)

もちろん、クライアントが

・真剣な話をしているとき
・つらい、悲しい話をしているとき

は、無理に口角を上げる必要はありませんが…

基本的には「口角を上げておく」ことをおすすめします!

 

STEP3 リアクションは大げさに!

画面を通すと、直接話す時に比べて
どうしても伝わるエネルギーは減ってしまいます。

だからこそ、オンラインでは
「リアクションは大げさに」することが大切です。

たとえば、クライアントが話しているときも
いつもより大げさに相づちを打つことで
安心して話してもらえます。

ただし、気をつけたいのが…
「なるべく声は出さずに相づちを打つ」
ということ。

オンラインだと、タイムラグが生じるため
「はい」「えぇ」「そうなんですね」
という相づちが、相手の発言とかぶってしまい
話しづらくなることがあるのです。

声に出さずに相づちするためには、

・しっかりうなずくこと
・表情で伝えること

が重要になります。

上手なアナウンサー・キャスターは
この相づちがうまい!と私は思っているのですが

特に上手だな~と思うのが
元・フジテレビの加藤綾子アナウンサーです。

一度、番組でご一緒したことがあり
あまりに相づちが上手なので
つい予定にないことまで話しそうになりました(笑)

テレビで見る機会があれば、参考にしてみてくださいね。

まとめ

ということで、今回は
「”オンライン”でのヒアリングのコツ」について
お伝えしました。

ヒアリングが上手くできると、
インタビューの仕事がもらえることもあります。

(私は実際、広告で使う動画インタビューの仕事を
 いただくことができました)

ヒアリングスキルを上げて、お客様の信頼を勝ち取り
仕事の幅を広げていきましょう!

※一般社団法人セールスコピーライティング普及協会のホームページより移行した記事です

この記事を書いた人

セールスコピーライター/気象予報士/キャスター
石上 沙織 ▶Instagram
愛知県出身。NHK岐阜・名古屋のキャスターを経て、気象予報士に。TBSやフジテレビ、テレビ東京の番組に出演するほか、新聞の原稿作成やコラムの執筆なども担当し、一貫して「話す」「書く」=「伝える」仕事に携わる。「伝える」スキルをビジネスに活かしたいと考え、セールスコピーライターに。テレビ・ラジオなどの番組に出演しながら、ライターとしても活動の幅を広げている