「お客様の心を動かせる言葉」があるって本当?

こんにちは。
セールスコピーライターの與畑です。

・集客はできた
・商品内容も悪くない
・セールストークも淀みない

だけどイマイチ売れない!

こんな悩みをお持ちの
経営者様はいらっしゃらないでしょうか?

それはもしかしたら
あなたが使っている「言葉」が
お客様に響いていないのかもしれません。

実は、人にはそれぞれ
「響きやすい言葉」があるんです。

心理学用語で【影響言語】というのですが

本日は、この影響言語をうまく使い
相手の心を動かす術をお伝えします。

これが分かれば
お客様がスルッとご契約して下さるようになり、
売上UPが期待できますよ。

 

人は「目的志向型」と「問題回避型」の
2タイプに分かれている

【影響言語】とは、読んで字のごとく、
「相手に影響を与える(≒相手の心を動かす)言語」
のことです。

性格において、
人はいくつかのタイプに分けられ、
そのタイプごとに、響く言葉が違います。

代表的なタイプは
「目的志向型」と「問題回避型」
と呼ばれるものです。


目的志向型とは・・・

「目的を達成することを重視する」タイプのこと。
「~できる」「~が実現する」「~が手に入る」
と言った言葉に影響されます。

問題回避型とは・・・

「問題が起こらないことを重視する」タイプのこと。
避けるべきこと、問題が起こらないことに対して意欲的で、
「~しなくて済む」「~の心配がなくなる」
といった言葉に心を動かされます。

例えば、あなたが
ダイエットサプリを売りたい場合

目的志向型のお客様には
「これを飲めば痩せて、美しいボディが手に入ります!
といったセールスが響きます。

一方、問題回避型のお客様であれば
「これを飲めば健康的に痩せ、病気にならずにすみますよ
というセールスの方が効果的です。

このように、お客様のタイプによって
セールス文句は大きく変わってくるのです。

どうやって見極めるの?



「目的志向型」と「問題回避型」があるのは分かったけれど

どうやって見極めるの?

と思われた方。

方法は一つ。

【お客様の話をじっくり聞くこと】

一番わかりやすいのは
お客様に「なぜ自分の商品・サービスに興味を持って下さったのか」を
質問し、その回答を注意して聞くことです。

仮に、あなたが英語コーチングビジネスをしているとします。

目的志向型のお客様であれば
「海外の人と話したいから」
「英語力をつけて昇進したいから」
のように「~したい!」という回答が

問題回避型のお客様であれば
「職に困らずに済むから」
「出張でハラハラしたくないから」
のように「~せずに済ましたい」という回答があるはずです。

セールス中はつい話し過ぎてしまう方も多いと思いますが
ちょっと落ち着いて、お客様がどちらのタイプなのか
言葉に注意して聞いてみて下さいね!

影響言語は日々の仕事でも使える!



影響言語が使えるのは

セールスの場だけではありません。

経営者様の中には、
複数名スタッフを雇っておられる方も
いらっしゃると思いますが

影響言語を使えば
スタッフのモチベーションを
UPさせることもできるんです。

目的志向型のスタッフには
「この仕事をやり切れば、ボーナスがあるよ!」
と言えば心動かされ、張り切るでしょう。

問題回避型のスタッフには
「この仕事をやり切れば、ボーナスもあるし
 来月は残業せずに済むよ!」
と言った方がせっせと頑張ってくれるはずです。


このようにセールスに限らず、
影響言語は日々の仕事でも使えるのです!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

・人は「目的志向型」と「問題回避型」に分かれる
・タイプの見極めには傾聴が大事
・影響言語は日々の仕事でも使える

「お客様の心を動かす言葉」が分かれば
セールスはずっとラクになるはずです。

また、日々の仕事でも使えるなら
知っておいて損はないですよね?

是非、意識して相手の話を聞いてみて下さいね^^

御精読ありがとうございました!

 
※一般社団法人セールスコピーライティング普及協会のホームページより移行した記事です。
 

この記事を書いた人

セールスコピーライター
與畑 菜央 Facebook

兵庫県出身。一児の母。 大学卒業後、証券会社、翻訳会社を経て、現在は医療系人材紹介会社と、15年以上営業畑で勤務。現在は会社員とライターの二足の草鞋で奮闘中。現職での毎月100名を超える方とのキャリア面談経験と、長年の営業経験から、深いヒアリングと提案力を強みとしている。メルマガやコラム執筆、SNS投稿代行をメインに、クライアント様の日々の発信・認知度UPをサポート中。