【1文字1円のライター】と【1記事100万円のライター】の違い
こんにちは。
セールスコピーライターの齋藤です。
ここ最近、新しいプロジェクトがいくつかスタートしています。
必然的に名刺交換をする機会が多いのですが・・・。
セールスコピーライターという仕事をしていて、
初対面の方に自己紹介をすると、
大きく2つの反応に分かれます。
▼反応1
「コピーライター?今は相場が安くて大変でしょ?1文字いくらぐらいですか?」
▼反応2
「コピーライター?糸井重里さんみたいなお仕事ですか?儲かりそうですね!」
厳密に言うと、どちらもセールスコピーライターの実態とは乖離があるのですが・・・笑
当たっている部分もあります。
副業ブームやインターネットビジネスの流行もあり、
セールスコピーライターの世界でも、
儲かっている人と儲かっていない人、大きな2極化が進んでいます。
時給換算すると、1文字1円ぐらいで働いているセールスコピーライター。
3日ぐらいしか稼働してないのに1記事100万円のセールスコピーライター。
それでは、儲かるセールスコピーライターと儲からないセールスコピーライター。
この2つを分ける大きな違いとは何なのでしょうか。
本日は、この点をブログで解説していきます。
■単価感が大きく分かれる、3つのビジネス構造
さて、それでは、ここから順を追って、
儲かるセールスコピーライターと儲からないセールスコピーライター。
この違いについて解説をしていきます。
ちなみに、あなたはビジネスに関わる上で・・・。
どの構造から関わる事が多いでしょうか?
例えば、一般的にビジネスの構造を以下の3構造に分類できます。
(各構造の呼び方は諸説ありますが、僕なりの考えで例を挙げて説明しますね^^)
■構造1:企画
→ビジネスの大枠を形作る。
例えば、どんな目的で、どんな商品を、どれぐらいの期間で、どんな役割分担で・・・。
どれぐらいの売上や成果を見込んで作るのか。
■構造2:設計
→上記の企画に基づいて、マーケティング、集客、セールスの流れを設計する。
どんなツールや方法を用いるかも選定する。
■構造3:構築
→上記の設計に基づいてツールや方法を形にする、もしくは運用する。
LPやパンフレットやweb広告など。
セールスコピーライターとしての仕事で、一番イメージしやすいのは・・・。
構造3かもしれません。
しかし、構造3はビジネスの構造としては、一番最下部。
急な企画変更や、設計のミスをカバーする、何かと忙しい構造でもあります笑
(最下部だから、重要じゃないと言いたいわけではないので、悪しからず)
もちろん、どの構造も大切な事に変わりはないのですが・・・。
やはり上位構造の仕事から関われるのが、ビジネスパーソンとして理想です。
■1記事100万円のセールスコピーライターになるには?
ここまでお読みになり、皆さんもうお気づきかもしれませんが・・・。
1文字1円で働いているセールスコピーライター。
1記事100万円のセールスコピーライター。
この違いは、
上記で解説した構造1から関われるかどうかの違いです。
つまり、企画の言語化・可視化を、クライアントと進めていき・・・。
設計や実務は、他のメンバーに任せるというポジションですね。
それでは、1記事100万円のセールスコピーライターになるには・・・。
どうしたら良いのか?
仕事を引き受ける際、構造1から関われないか?という視点を常に持とう!
というのが重要かなと。
これはコピーライター以外のビジネスオーナーも同じだと思いますが・・・。
構造1から関わる事ができると、お金や時間という面で、一番メリットを受領できます。
しかし、残念ながら、コピーライターとして活動している方の多くは・・・。
構造3からしか関わる事ができないと思い込んでいる方が、非常に多いのです。
ただ、構造3からしか関われないと、受領できるメリットの限界値がとても早い。
つまり、コピーライターとしての頭打ちが早く・・・。
コピーライターという仕事に見切りを付けるのも早い笑
しかし、構造1から関わる事なく、コピーライターの仕事を辞めてしまうのは・・・。
あまりにもったいないです。
まだ構造1から関わるという事にイメージできない方も多いかもしれませんが・・・。
知識や経験がない段階から、工程1から関わるという姿勢が何よりも大事。
なぜなら、受け取る情報や学ぶべき事が、ライティングテクニックではなくなるから。
ぜひ、視点を上げて、共に上流工程から関わっていきましょう。
ビルゲイツも、スティーブジョブズも、孫正義さんも・・・。
お金や実績がない時代から、大きなビジョンを掲げていました。
我々も、一人のコピーライターとして、ビジネスオーナーとして・・・。
人知れず、大きなビジョンを掲げようではありませんか笑
掲げるのは自由、そして、掲げた先には美しい景色への道が広がっています。
※一般社団法人セールスコピーライティング普及協会のホームページより移行した記事です
この記事を書いた人
セールスコピーライター齋藤 隆行
合同会社 未来デザイン企画 代表 売れる企画の専門家 既存の常識を破壊する、新しい価値体験を生み出し、今以上の売上や成果を創り出す、“売れる企画”の専門家。 業界の常識に捉われず、「自社の魅力」を「他社との違い」にデザインする事で、既存の枠組みやパターンから抜きん出た、“売れる企画”を創り出す。