ライティングスキルとは?上げ方のコツを現役セールスコピーライターが教えます
こんにちは。
セールスコピーライターの田中さとみです。
「ライティングスキル」と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
セールスコピーライターになる前の私は、「ライティングスキル」=「上手な文章を書く能力」だと思っていました。
しかし、実際にセールスコピーライティングを習得する過程で、ライティングスキルとは文章力だけではないということを知りました。
本コラムでは、
・ライティングスキルとは何なのか?
・ライティングスキルを上げるにはどうしたら良いのか?
・セールスコピーライターの報酬はなぜ高いのか?
をお伝えいたします。
このコラムを読むことで、セールスコピーライターへの理解が深まります。また、今日から即実践できるライティングスキルを上げるためのヒントもありますので、ぜひ最後までお読みください。
文章力だけではNG!ライティングスキルとは?
セールスコピーライターの持つライティングスキルとは、単なる文章の表現力ではありません。
次の3つの要素を包括している文章術です。
①リサーチ力
②マーケティング力
③ヒアリングスキル
プロのセールスコピーライターは常にこの3つのスキルを駆使して収集したさまざまな情報を根拠に、文章を組み立てています。
特にヒアリングスキルには、クライアントとのコミュニケーションを円滑に取り、ライティングするために必要な情報を聞き出す技術も含まれます。
これら全ての要素を兼ね備えることが、セールスコピーライターにとって非常に重要です。
Webライターとセールスコピーライターの違い
Webライターとセールスコピーライターには大きな違いがあります。その違いは文章の目的です。
Webライターは情報の伝達が目的であるのに対し、セールスコピーライターの目的は、読者や顧客の心を動かし、行動を促すことです。
そのためには、前述の3つを文章に反映させる能力が求められます。
①リサーチ力
:リサーチを通じて市場や顧客のニーズを深く理解し
②マーケティング力
:マーケティングを活用して魅力的なコンテンツを作成し
③ヒアリングスキル
:クライアントや顧客とのコミュニケーションを通じて的確な情報を収集する
つまり、1文字0.3円~1.0円しかもらえないWebライターになるのであれば、文章力だけでも良いでしょう。
しかし、あなたが高い報酬を頂けるセールスコピーライターになりたいのであれば、文章力ではなく「ライティングスキル」を習得する必要があるのです。
ライティングスキルを向上させる方法
では、ライティングスキルはどのように向上させれば良いのでしょうか?
私たちセールスコピーライターが実際に行っている方法を3つお伝え致します!
- 写経
- 添削
- アウトプット
とっても地味ですが、効果テキメンなので騙されたと思ってぜひ挑戦してみてくださいね。
一つずつご説明致します。
写経
「これはいい!」
と思ったメルマガやチラシ、LPなどを、トレーシングペーパーを敷いて写すのが写経です。とても原始的な方法ですが、
「売れる言葉のリズム」
「読みやすい言葉の構成」
「見やすいレイアウト」
などを実際になぞり書きすることで手や脳に覚えさせることができます。ただ読んだり、見たりするだけでは気付かない新しい発見もあるのです。
添削
実は、日々ポストに投函されるチラシはセールスコピーライターにとって宝の山です。このチラシの添削をすることが、私たちの日課といっても過言ではありません。
セールスコピーライターの勉強をし始めると、普段はゴミ箱に直行だったチラシ全てに目を通さないと気が済まなくなる・・・という人が続出します(笑)
チラシや広告を見て何をしているのかというと
・ターゲットや広告の狙いなどを深読み
・私だったらこうする、という改善点を考える
・この時期にこういう広告を出すのか
・デザインやコピーの秀逸なものはないか
・このキャンペーンは参考になる
など、さまざまな視点で観察をし、自分のストックを増やしたり、添削したりしています。
この他にも、本や雑誌を読んだり、世の中の商品のコピーや電車の中刷り広告、街中のポスターなどを見て勉強しています。
コンビニやドラッグストアの新商品なども、セールスコピーライティングの観点から見ると大変秀逸な教材なんですよ。
アウトプット
このように日々インプットした色々な情報は、アウトプットすることで定着します。
実際のクライアントワークに取り入れたり、気付きとしてSNS等で発信するなど、自分事として実践をしていくのです。
写経や添削をいくら頑張ったとしても、アウトプットなしではライティングスキルの上達はあり得ません。
セールスコピーライターの報酬はなぜ高いのか?
最後は、セールスコピーライターの報酬が高い理由をお伝えします。
情報を伝達することが目的のWebライターと、行動を促すことができるセールスコピーライターの違いは「集客や売上を作ることができるか否か」です。
我々セールスコピーライターの仕事は、さまざまな情報やスキルを駆使して集客し、クライアントの「売上」を作るための文章を書くことです。
当然ながらそれには高いスキルが求められるので、報酬も高くなります。
その高い報酬を得るために必要なのは「文章力」や「才能」ではありません。
リサーチ力、マーケティング力、ヒアリングスキルを伴うライティングスキルなのです。
そして、セールスコピーライターに求められるライティングスキルは、必要な知識を学ぶことと日々の訓練・アウトプットで誰でも獲得することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
高い報酬を頂けるセールスコピーライターには、才能は関係ありません。
実際、現役で活躍している先輩ライターの中でも「文章を書くことが苦手だった・・・」という人は多いのです。
1文字0.3円~1.0円のWebライターではなくセールスコピーライターに興味を持った方はこちらから現在開催中の無料ウェビナーに参加してみてください。
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また、セールスコピーライターへの発注など相談したいという方は、こちら(当協会お問合せフォーム)からお気軽にご連絡ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人
ビジネスアドバイザー/セールスコピーライター
田中さとみ ▶Facebook
国立弘前大学卒。営業を経験した後、2003年に地元中小企業のネット通販店長に就任し楽天市場へ出店。マーケティング、ライティング、WEBデザイン技術をたたき上げで習得。青森りんごをメイン商材に年商1億円店舗に成長させ、地元農産品のブランド化に貢献する。2015年に独立起業後は口コミだけで継続的にクライアントを獲得。商品やサービスの価値を言語化し、ターゲットに伝わる文章で伝え切るスキルに定評がある。顧客の悩みに寄り添いアイディアを提供することも得意とし、青森県在住ながら全国各地に顧客を獲得する。