スッキリ短く!読まれる文章を書く方法3選
こんにちは!
セールスコピーライターの與畑菜央です。
突然ですが、質問です。
読まれる文章を書くために、一番大切なことって何だと思いますか?
・キャッチコピー、タイトルを工夫する
・読者を引き込むストーリーにする
・結論ファースト!論理的に書く
どれも正解なのですが、一番大切なのは・・・
【短く書くこと】
なぜなら、どんなに目を引くキャッチコピーで、面白く、ロジカルに書かれていたとしても、文章が長すぎると人は途中で読むのをやめてしまうからです。
現代人は忙しく、情報に囲まれて生きているのでとにかく文字を読みません。
コラムだったら1500文字以下、メルマガだと900文字くらいでないと読まれないというデータもあるくらいです。
また、人がストレスなく読める文章量は、1文あたり60~70文字とも言われています。
(※詳しく知りたい方はコチラの本がおススメ↓)
Amazon 『短いは正義』 田口まこ
なので、読まれる文章を書くにためには、何よりもまず「短く書くこと」が重要なのです。
しかし
「この短く書く」というのがなかなか難しいんですよね。
一生懸命書いていたら、
「あれ、いつの間にかすごい文字量になってしまった」
という方も多いのではないでしょうか。
(何を隠そう、私のことです!)
そこで今回のコラムでは、『スッキリ短く!読まれる文章を書く方法3選』をご紹介します。
文章が長くなりがちなライターさんはもちろん、つい想いを書き過ぎてしまう経営者さんも、参考にしてみてください。
短い文章を書く方法① 言い切る
絶対に明言できない場合を除き、曖昧な表現は無くして言い切るようにしましょう。
例)
・~かもしれません→~です。
・もしかしたら、きっと→削除
・〜と言われています→です。
曖昧な表現を無くすだけで、文章は短くスッキリしますよ。
また、ハッキリ言い切ることで自信のある文章になるので、読み手が安心して読み進められる、というメリットもあります。
短い文章を書く方法② 他の言葉に言い換える
少しでもより簡潔な表現に言い換え可能な部分が無いか、全体をチェックしましょう。
例)
・主人や子供と→家族と
・取材を行った→取材した
・子どもっぽい→幼い
これも数文字の短縮ですが、チリも積もればなんとやらです。
文章の意味やニュアンスを変えずに、スッキリした文章になりますよ。
ちなみに、言い換え可能な言葉を探す時に便利な「連想類語辞典」というものがあります。
https://renso-ruigo.com/
思いつかない時は使ってみてくださいね。
短い文章を書く方法③ ターゲット(読み手)を意識する
ターゲット(読み手)を意識すると、文章が長くなるのを防げます。
例えばあなたが、今話題のChat GPTについてコラムを書くとしましょう。
もしターゲットがITに疎い方なら、難しい内容や踏み込んだ情報は要りません。
使うメリットや、基本的な操作方法だけ書けばOKです。
逆にターゲットがITに詳しい方なら、Chat GPTの基本情報については全く触れる必要はありません。より高度な使い方や、思わぬ落とし穴など、踏み込んだ情報だけに絞って書けば良いのです。
このように、ターゲットを意識すると自然と必要な内容が厳選されるので、無用に文章が長くなることはありません。
もし、書き上げてしまった後でも、改めてターゲットを意識して全体をチェックすれば
「あ、この部分は不要だな」と気づいて削除することができますよ。
その際に、「念のため書いておこう」と保険をかけるのは絶対NGです。
人は「自分には関係無い話だな」と思った瞬間に、読まなくなってしまいます。
ターゲットを意識して、必要な文章以外はバッサリ捨てる勇気を持ってくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
①言い切る
②短い言葉に言い換える
③読者(ターゲット)を意識する
この3つを意識すれば、文章は確実に短くなりますよ!
ぜひ、読者にストレスなく読んでもらえるスッキリ短い文章を目指しましょう!
ちなみに・・・
このコラムも、①②③を意識し、1文あたり60-70文字で書いてみました。
スムーズに最後まで読み進めていただき、ありがとうございました!
この記事を書いた人
セールスコピーライター
與畑 菜央 ▶Facebook
兵庫県出身。一児の母。 大学卒業後、証券会社、翻訳会社を経て、現在は医療系人材紹介会社と、15年以上営業畑で勤務。現在は会社員とライターの二足の草鞋で奮闘中。現職での毎月100名を超える方とのキャリア面談経験と、長年の営業経験から、深いヒアリングと提案力を強みとしている。メルマガやコラム執筆、SNS投稿代行をメインに、クライアント様の日々の発信・認知度UPをサポート中。