ローンチとセールスコピーライターの関わり方
こんにちは。
セールスコピーライターの鈴木恵理です。
今日は、英語で「打ち上げ」や「立ち上げ」を意味する
「ローンチ=Launch」と、
セールスコピーライターの関わり方についてお伝えします。
そもそも「ローンチ」とは?
ビジネスシーンで使われる「ローンチ」とは、
新しい商品・サービスを世の中に送り出すことをいい、
主にIT業界など、
インターネットを使ったマーケティング活動で使われます。
私の前職、電機メーカーでは、「ローンチ」ではなく、
「プレスリリース」、「新商品発表」といっていたので、
初めて耳にするという方もいるかもしれません。
また広義には、
新しい商品・サービスを世の中に送り出すときの
集客とセールスをあわせた一連の活動を指します。
「9月にリリースする新しいサービスのローンチに
そろそろ着手しよう!」というように使います。
ここでは、この広義の意味での「ローンチ」について、
お伝えします。
「商品・サービスのローンチ」とは?
商品・サービスを世の中に送り出すときには、
コンセプトやターゲットに合わせて、販売戦略を作ります。
その販売戦略に基づいて、どのタイミングで、
誰にどういう行動をとってもらい、
購入をしていただくかという導線を考えます。
この一連の流れがローンチです。
代表的な例として、下記の図をご覧ください。
まず、商品・サービスの発表を起点に、
広告配信やメールマガジン、
FacebookなどのSNSを使って、
より多くの方に知っていただきます。
そのとき、メールアドレスやLINEの登録をご案内する
LP(ランディングページ)を用意して、
興味・関心が高い方に対して、
さらなる情報をお届けできるようにします。
さらなる情報とは、
より詳しい商品・サービスの魅力はもちろんのこと、
使い方やご購入(予約)の特典、
また、ショールームでの体験会や、説明会を
ご案内することもあります。
これらを何回かにわけてお知らせし、
お客様の購買意欲を高めていきます。
ここでメールとLINEのどちらを配信するのか、
両方を併用するのかは、商品・サービスのコンセプトや、
ターゲットに合わせて決めます。
メールよりも手軽なLINEには、1日に何度か配信したり、
お客様からの反響や質問をタイムリーに入れたりできる
という特長があります。
そして、いよいよ販売開始というタイミングに、
購買意欲の高まったお客様に販売用のLPをご案内するのです。
ローンチとセールスコピーライターの仕事
ローンチの全体像が分かったところで、
ここにセールスコピーライターがどう関わるのかをお伝えします。
大きく分けて、3つの関わり方があります。
1:ローンチ全体設計に関わる
集客やWEBマーケティングのコンサルティングや
ディレクションを提供できるセールスコピーライターの場合、
「ローンチをどう組むか?」という全体設計を作る段階や、
その前の商品・サービスの開発、コンセプトやターゲットを
決める段階から、関わります。
2:LP(ランディングページ)のライターとして関わる
ローンチの流れが決まった段階で、
お客様との重要な接点となる、LP制作に関わります。
LPにいかに多くのお客様を集められるかが、
商品・サービス販売の成否を決めるといっても過言ではない、
重要な役割です。
3:LP以外のライターとして関わる
下記の図のように、ローンチ全体では、
プレスリリース文をはじめとして、
多くの文章(原稿)が必要となります。
販売する文章術を身につけたセールスコピーライターには、
ステップメールやLINEといった、
より販売に近い部分の依頼が多いのですが、
メールマガジンやSNSの原稿について
相談や依頼を受けることもあるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
普段、目にする商品・サービスも、
発表から販売まで事業者が考えたローンチの流れを経て、
皆さんに認知され、購入されています。
あなたの商品・サービスの販売の成約率を上げるために、
同業他社や異業種のローンチの手法を研究すると、
ヒントが見つかるかもしれません。
※一般社団法人セールスコピーライティング普及協会のホームページより移行した記事です。
この記事を書いた人
セールスコピーライター鈴木 恵理
商品・サービスの魅力を発見し、集客に貢献するセールスコピーライター。 大手電機メーカーで、商品の販売促進、直販窓口の運営、コールセンターに寄せられるお客様の声の分析など、マーケティングに13年間携わる。 退職し、結婚。子育てをしていた時期に出会った中小企業の経営者に、集客の相談をされたことを機に、個人事業主として仕事を再開。 時間や人手不足で、商品・サービスの魅力や経営者の想いを発信できていない企業に代わり、『お客様に響く言葉』を探し出し、ターゲットに届く文章を作成。 中小企業や士業、個人事業主の方のSNS発信やHP、カタログ制作で、お客様の集客を支援し「コミュニケーションがとれてきた」「HPからの相談が増えた」など、好評を得る。 “あなたの会社のマーケティング担当者”として、業績アップのご提案をいたします。